子ほめ(落語)
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子ほめのあらすじ
普段から口の悪い酒好きの男、金が無くって酒が飲めずぴいぴいしている。
大家のところに「タダの酒」があると聞いて飛んでいくが、よくよく聞くと「灘の酒」。
がっかりして悪態をつく男に、相手をうまくほめてやれば、
いい気分になって酒の一杯くらい奢るもんだと教える大家。
男をほめる場合、
子どもをほめる場合、
赤ちゃんをほめる場合と、
いくつかほめ方を教えてやる。
いいことを聞いた、これでタダ酒にありつけると喜んで飛び出した酒好き男、さっそく教わった誉め方を試してみるが・・・
今回のお話について
まぁ、大方の予想通りだと思いますが、ほめてもうまくいきません(笑)
大家の教えるほめ方は名調子と言いますか、落語家さんの腕の見せ所、
こんな風に流れるようにほめられたら、うっかり酒も奢っちゃうかもなぁと思わされます(笑)
対して、酒好き男のほめ方は、まぁうまくいきません。
要するに、タダ酒を奢らせようという意地の汚さと、底の浅さが透けて見えるんだよな!
だからほめ方に融通も利かないし、かえって相手を怒らせる、という・・・
でもまぁ、人間って案外こーゆーことをしがちですよね。
ほめるというと、相手のことを知って、相手のことを尊敬し、
相手のことを好きだという気持ちからほめるのが一番いいに決まってるのに、
タダ酒を飲むために手っ取り早いから、という理由だけでほめようとするからうまくいかない。
そう考えると、何事も手っ取り早くなんて考えず、
地道に努力するのが重要、ということですかねぇ。
・・・どーした!?管理人、何かあったか(笑)
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