飲み会翌日の一大事!?酒焼けの原因について

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飲みに行った次の日、ノドがガラガラ・・・

飲み会が続いたりすると声がガラガラになることってありますね。いわゆる「酒焼け」と言われる現象。お酒を飲む人なら一度はなったことがあるのではないでしょうか。

スナックのベテランママとか、長いこと夜のお仕事をされてる方でものすごいハスキーボイスの方もいらっしゃいますし、お酒を飲む人はやっぱり声ガラガラになるんだなぁ、なんて。

この「酒焼け」、案外困っている人も多いのではないでしょうか。

朝声ガラガラで学校や会社行って、何、昨日飲みに行ったの?といじられる、とか。プレゼンの前日に飲みに行っちゃって、当日声ガラガラになって上司に怒られる、とか(笑)

・・・いや、管理人はそんなことありませんよ・・・

今回の記事では、酒焼けの原因と酒焼けを防ぐ方法について書いていきます。
酒焼けに悩んでいる人はぜひ実践してみてください、もう声ガラガラだねなんていじられることはなくなりますよ!
・・・いや、だから管理人はそんなことないですってば!・・・たまにしか。

酒焼けの原因はアルコール。ではないが・・・

そもそも酒焼けはなんで酒焼けと言われるのかと考えてみると、ウイスキーやなんかの強いお酒を飲むと、ノドがこう、チリチリと焼けるような感覚があるからではないかと思われます。

酒焼けという言葉を初めて聞いた時、なんとなく、あ、アレね、と。アレのせいで焼けるのね、なんて思って、適当なかんじで納得していたというか。え、管理人だけですかね?

とはいえ、実はアルコールが声帯に何か直接的に影響を及ぼすことはない!んです。

ないんですが・・・

アルコールが原因で引き起こされること、お酒を飲むときにありがちなこと、が、原因で、酒焼け・・・つまり、声枯れが起きているんです。

原因の一つが、日常的な飲酒が原因で起こる逆流性食道炎。
お酒を飲むことで胃の中のものの逆流を防ぐ筋肉の動きが鈍くなり、胃酸の分泌を増やして粘膜を傷つけるうえ、声帯にも悪影響を与えます。

飲んだ後に吐くまで行かなくてもちょっとウっとなることがあるかと思いますが、あのウっとなった時に声帯も傷つけ、酒焼けの原因になっている、というわけ。

年取ってからのような気がするな、ウっとなるのが増えたのは・・・

さらに、お酒を飲むことで発生する、体内の水分不足も酒焼けの一因。

お酒を飲むことで尿の排出が増え、体の水分が不足すると同時に声帯の水分も不足する。血管内のアルコールは細胞の水分を奪う作用もあるので、さらに声帯が乾燥する。

通常であれば声帯は男性で毎秒100~120回、女性は毎秒200~250回も振動して声を作りますが、乾燥するとこの振動がスムーズにいかなくなり、酒焼けの原因となってしまいます。

さらに、酔っ払って声がデカくなることで声帯に余計な負担をかけたり、おつまみにピッタリだと言って塩っ辛いモノを食べることでも声帯がむくむことも、酒焼けの原因となります。

アルコールが直接声帯に影響することはないとはいえ、これだけ並んじゃうと「酒焼け」と呼ばれるのも仕方ない気がしますね・・・

さらに、これらの原因に輪をかけて声帯に負担をかけ、酒焼けの原因になるものが2つあります。
次からは、その2つについて書いていきましょう。

・・・え、まだあんの!?

酒焼けの重大原因①:喫煙

最近では居酒屋でも分煙・禁煙というお店は増えてきておりますが、まだまだお酒とタバコはセットです、という方も多いのではないでしょうか。

普段はタバコ吸わないのに、お酒を飲むときだけはOKにしてる人、とかね。

タバコを加えると隣に座っている女の子が火をつけてくれ、お酒がカラになると注いでくれるタイプのお店が好き・・・とか。

それは女の子が好きなのでは・・・?

管理人はタバコを吸わないのでイマイチわからないのですが、タバコ飲みでお酒の席では普段よりタバコの本数が増える、という方は結構多いみたいですね。

このタバコ、声帯の血管を収縮させて血行障害を起こし、低温やけどを伴うので声帯のむくみ・変形を起こさせ、さらに乾燥も助長させるため、声帯にとっては最悪の環境を作ります。

さらに声帯のむくみが慢性化すると、声帯全体がぼってりと腫れてしまう「ポリープ様声帯」にかかるリスクが高くなります。

これは浮腫により声帯全体を重くし、適切な振動ができなくなる→声が低くなり、のどの違和感、乾燥感を伴う場合もあります。浮腫が酷くなると、空気の通り道が狭くなり、呼吸が苦しくなる場合も。

軽度であれば禁煙で改善しますが、悪化すると「声帯粘膜下で浮腫上になってしまった細胞組織を取り除く手術」が必要になるとのこと。

なんか、漢字が多くて、怖い・・・

非喫煙者であっても、お酒の席等での副流煙には充分注意した方がよさそうですね。

酒焼けの重大原因②:カラオケ

最初に入ったお店でやたらと飲んだうえで、二次会はカラオケだ!とか、夜のお店でママと一緒にデュエットしたりとか。

ママとデュエットて。うーん、昭和(笑)

タバコと同様、お酒とカラオケはセットだよね、という人も多いのではないでしょうか。お酒とカラオケ両方行くことで、ストレス解消呼応化は3倍、4倍にも!なんて。

しかもお酒でテンション上がってるもんだから、やたらと大声で歌ったり、普通だったら歌わないような高いキーの歌に挑戦したり、イスの上に立って踊っちゃったりとか、自分の番でもないのにタンバリンを振り回しながら大声で合いの手入れたりして・・・

うーん、こうして書いてるだけで声帯に良くなさそうですね(笑)

カラオケの何が悪いってまず、無理に高いキーで歌うこと。これがもう声帯をかなり酷使することになります。
また、踊ったりタンバリン振ったり動くことで呼吸量が増えてノドを乾燥させ、
さらに大声を出すことでまたさらに声帯に負担をかけます。カラオケボックスの中では、普通の会話もそこそこ大きい声でしないと通じないですしね。

大声で歌ったり喋ったりするときは口呼吸になりますが、口呼吸は鼻呼吸の約6倍も空気量が多いとされており、余計に声帯を乾燥させます。

カラオケとはちょっと違いますが、「体を動かしながら」「大きな声を出す」エアロビクスのインストラクターなんかには、「声帯結節」というノドを枯らす疾患を持っている方もいるそうです。

お仕事でノドを枯らすなら、もちろん病気にならないのが一番とはいえ、まぁある意味勲章的な意味合いもあるかも知れませんが、
カラオケでお酒飲んではしゃぎまくった挙句ノドを壊したなんつった日にはだれからも同情されません(笑)

声帯を鍛えることはできないのですが、お酒を飲みながら水を飲む、大声を控える、酒量を抑えるといった対処で酒焼けを防ぐことはできます。
もし声の調子がおかしいことが1ヶ月以上続くようであれば、耳鼻咽喉科で内視鏡検査を受けることをオススメします。

大酒飲みながらタバコをプカプカ吸い、二次会はカラオケで大騒ぎ、なんて数え役満みたいな飲み会を連日行っている人は、この記事をきっかけにすこし自分の声帯を労わってみてはいかがでしょうか?

まとめ

・酒焼けはアルコールが直接の原因ではない
・お酒を飲むときにありがちなあれやこれやが声帯に悪影響
・タバコは声帯にも百害あって一利なし!
・飲んだ後のカラオケは楽しいけどノドに負担をかけます

たまに声ガラガラになるくらいなら良いんですが、慢性化しちゃうとね。
お酒、タバコ、カラオケの3つがそろったスナックのベテランママのハスキーボイスは、それだけの原因があったのだなぁ、と思いますなぁ。

ハスキーボイスがお仕事の結果とすると、ある意味勲章?

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