とにかくお酒大好きの酒豪

2020年1月15日

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どんだけ飲んでも全く潰れない人の話

とにかくどんな種類のお酒を飲んでも、たくさん飲んでも、全く潰れない人がいるんです。今回はその人の話をします。

その人は、成人した頃はお酒が苦手でした。何が苦手かって?お酒全般の味そのものが苦手、というか全く美味しいと感じられなかったので、当然たくさん飲むことがない。むしろ、あんな美味しくないものを好きって言ってる人の気が知れない、くらいに思っていました。

22歳の時、その人に転機が訪れます。就職が内定して、その内定者の懇親会が開催されました。そこで、初めて飲んだウイスキーに衝撃を受けます。「あれ?お酒ってこんな美味しいものだったっけ?」そして気が付きます。「かなりたくさん飲んだ気がするけど、全然酔ってない…?」ビール、カクテル、焼酎(ロック)、日本酒、梅酒、ハイボール、ウイスキー(ストレート)、ワイン…。いろいろ飲んでみたけど、とても美味しいものと感じていて、前のような嫌悪感は一切なし。テンションが上がっていたその人は、同期の男子2人と飲み比べ勝負をして、2人を完全に潰して電車に乗れない状態にした挙句、自分は終電で帰宅。帰宅の理由は、翌日に始発電車で出かける用事があったから。で、後日聞くとその人は翌日しっかり4時台に起床して始発電車で外出したそうです。

就職後も止まらない!

就職後、その人は営業職だったので、客の付き合いで飲むことも多々あったけれど、ある時は17時~20時に取引先の飲み会に参加後、すぐに会社に戻って22時まで仕事、なんてこともちょくちょくありました。直帰させない会社も若干ブラックですね。

事務職に異動してからは、部署の仲間たちと飲みに行くと、仲間内で最年少だったその人は年上の仲間たちを次々と潰しました。元々、お酒を勧めて飲ませるのが上手い人というのもありますが。で、いつも電車で普通に帰宅して、次の日、他の人がみんな二日酔いでぐったりしている中、けろっとして出社。

本人曰く、たくさんお酒を飲むと、視界はぐるぐるしていて、電車で帰ってもどういうルートで帰ったか覚えていないこともあるそうです。傍から見ていると、ちょっとだけ酔っぱらってるのかな?ぐらいにしか見えないし、ちゃんと喋ってるし、足取りもしっかりしているんだけど。

その人は、お酒の種類に得意・不得意があるみたいで、ウイスキーやワインなどの洋酒はそこまで多くは飲めないらしい(でも他の人よりは飲んでる)。日本酒・焼酎・梅酒などは、どんなに飲んでも二日酔いにならないそうで、翌日もすっきりさわやかに起床できるそうです。

その人、実は・・・

今まで出会った中で一番の酒豪の人。その人も、今や2児の母。そう、その人は女性。酒豪が故に、男性からは、飲み仲間としてはいいけどパートナーとしては敬遠されがちで苦戦していた時期もあったみたいですが、今は幸せな生活を送っているそうです。今はまだお酒を飲めない時期だそうですが、一段落したら、日本酒の熱燗でお酒を解禁したいと言っています。

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