お酒が出てくるジョーク集7
Contents
酒の定義
バーで二人の男が話している。「もし君なら、酒というものをどう定義する?」
「ほとんどあらゆるものを備えた優れた液体、ただし秘密を除く」
もう古いよ
バーで男が一人で飲んでいた。最初は静かに飲んでいたのだが、しばらくすると男は数分ごとに笑っては、「もう古いよ」と言っていた。
これが数回繰り返されたあと、バーテンダーがたまりかねて男に聞いた。
「どういうことですか?お客さんは一人で笑っては、『もう古いよ』とおっしゃってますが」
「いや何」酔っ払い男が答えた。
「自分に向けてジョークを言ってたんだが、それが皆聞いたことがあるもんだったんでね」
まさか見えるとは
ある男がレストランでレバー料理を注文した。
料理ができあがるまで男はバーで1杯やることにした。
1杯、また1杯と飲んでる内に、男は料理のことなど忘れて飲み続けていた。
レストランではできあがったレバー料理を持ってウェイターが男を探していたが、見つからない。
探している内に料理はすっかり冷めてしまった。
やっとのことで、バーでベロベロになっている男を見つけたウェイターは、すっかり冷めきった料理を見せながら言った。
「あなたのレバー(肝臓)が台無しですよ」
男はびっくりして言った。
「ここんとこ飲みすぎているとは思っていたが、まさか台無しになったのが目に見えるなんて!」
用意周到
毎年恒例の会社のパーティーだった。
大酒飲みで有名な社員が、始まって20分で友人にさよならを言って回っていた。
「もう帰るのか?」一人の友人がたずねた。
「まだパーティーは始まったばかりじゃないか?」
「もちろん、まだいるよ」大酒飲みが答えた。
「まだ皆の顔が見分けられるあいだに、さよならを言っておこうかと思ってね」
急いでいる
酔っ払いがタクシーをとめ、後ろの座席によろよろと乗り込んだ。
「運ちゃん、このブロックを100周してくれや」と酔っ払いは言った。
運転手はおどろいたが、とりあえず言われたように回りはじめた。
ぐるぐるぐるぐる、ついに65周目になったとき、酔っ払いが周りを見ながら言った。
「おぅ、運ちゃん、止めてくれ。ヒック、俺は急いでるんだ」
私はただ・・・
夜連れだって歩いていた二人のご婦人。
歩道に男が倒れているのを見つけた。
二人はかけより、救急車を呼ぶ前に何か身許が分かるものがないかとポケットを調べたが、なにも出てこなかった。
そのうち一人が、男が金鎖のネックレスをかけているのに気づいた。
金鎖を引っ張るとはじっこに札がついており、そこにはこう書いてあった。
「この札を読まれる方へ。もし私が意識を失っていたとしても、何ら医療行為をとる必要はありません。私はただの酔っ払いなのです」
全然響かない
医者がジョンに酒をやめろと言わなければならなかった。
しかしこの飲んべえはただやめろと言っても聞かないだろうと思い、例え話をすることにした。
「キミはサボテンを知ってるだろ」医者はジョンに言った。
「サボテンに水をやればサボテンは成長し、元気になる。
だが、同じサボテンに酒をそそぐとするだろう。
そうすると、サボテンはしぼみ、縮んで、死んでしまう。
この事実は、何を意味していると思う?」
「・・・そうですねぇ」ジョンはちょっと考えてから言った。
「もし胃の中でサボテンを育てたければ、水を飲むべきだ、ってことでしょうな」
飲んべえにとって
ある老人が、ウイスキーをやめないと命を縮めると医者に警告されていた。
「間違いありませんか?」老人はたずねた。
「絶対間違いありません。もしウイスキーをおやめになれば、必ずあなたの残り時間は長くなります」
「そう言われると、こんなことがありました」老人は言った。
「実は数年前、一滴も飲まずに24時間過ごしたことがあるのですが、生涯であんなに長い一日はありませんでしたよ」
汝の敵を
牧師が酔っ払いに説教した。
汝の敵を愛せよと。
「俺はいつもそうしてるよ」酔っ払いが酒臭い息を吐きながら答えた。
「俺は敵であるラムやウイスキーを心から愛してるからな」
勇気の源
ライオンが檻から逃げ出した。
ただちに捜索隊が編成され追跡することになったが、その前に飲み屋で景気付けをすることになった。
一人をのぞいて全員が酒を飲んだ。
「おい、こっちに来いよ」皆が誘った。「お前も1杯やれよ」
「いや、俺はいいよ」男はふるえ声で言った。
「ウイスキーを飲むと、勇気がつきすぎるんでね」
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