お酒が出てくるジョーク集2

2020年1月15日

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Contents

昨晩までは

結婚して3ヶ月目の花嫁が、母親に愚痴っていた。
なんでも、夫がひどい酒飲みだというのだ。
「そんなひどい酒飲みと知ってて、どうしてお前は結婚したの?」母親が聞いた。

「彼が酒飲みなんて知らなかったんだもの」花嫁が答えた。
「昨晩、彼がシラフで帰ってくるまでは」

重大な事故

バーで男がビールを注文した。
バーテンダーがビールを注いで出すと、その男はグラスを受けとるやいなや一度もテーブルに置かずに飲み干したのである。

さらに、次のビールも、
そのまた次も同じように、
一度もテーブルに置かずに飲み干した。

不思議に思ったバーテンダーが聞いた。

「お客さん、もう少し味わって飲まれたらどうです?いつもそんな飲み方をなさるんですか?」

「そうなんだ」男が答えた。「事故にあってからだがね」

「事故ですって?どんな事故です?」

「2年ほど前のことなんだが」男が忌々しそうに言った。
「ビールを注文したんだが、どこかの酔っ払いが、僕がまだ全然口をつけていないビールをテーブルに倒して全部こぼしてしまったのさ」

起こすたびに

酔っ払って眠り込んでしまった客を前に、ボーイが仲間に言った。

「あそこで寝ている男な、もう俺は二度も彼を起こしたんだ。次で三度目だぜ」

「なんでそんなヤツ、表へ放り出さないんだ?」とボーイ仲間が言った。

「とんでもない、そんなことできないよ」ボーイが答えた。
「あの人は起こすたびに10ドルくれるんだぜ」

酒乱は危険

ちょっと気取ったバーだった。
いかにも大物ぶった男が、バーテンダーも含めて店にいる客全員に一杯ふるまった。そうしたあとで、彼は一文なしであることを白状した。

バーテンダーは彼をにらみつけ、表へ放り出した。

次の晩、男は再びそのバーにあらわれ、昨晩と同じことを・・・一文なしであることも含めて・・・したのである。

バーテンダーは今度は、表へ放り出す前に男をさんざんに痛めつけた。

その次の晩、またしてもその男があらわれ、また店にいる客全員分の酒を注文した。

「俺にもかい?」バーテンダーがたずねた。

「いや、君はダメだ」男が答えた。
「一杯入ると、君は狂暴になるからな」

噛み合わない

酒場でだいぶできあがった二人の酔っ払いが話している。
「君は、ジョン・タルボットを知ってるかい?」
「なに?そいつの名前、何ていうんだ?」
「誰の名前だい?」

同情なんか

女が言った。
「私、毎晩酔っぱらってる男の人になんて、とても同情できないわね」
男が答えた。
「毎晩酔っぱらってる男には、同情なんかいらないだろうよ」

乾杯!

アイツはすごくいいヤツなんだよ。
何しろ皆の健康を祝しすぎて、とうとう自分の健康を害しちまったくらいだから・・・

正義感

正義感の強い男が、あるアパートの入り口でぐったりしている男をみかけた。
「どうしました?」正義感の強い男がたずねた。「酔っ払ってるんですか?」
「あぁ」
「このアパートに住んでるんですか?」
「あぁ」
「部屋まで連れていってあげましょうか?」
「あぁ」
彼は半分引きずり、半分背負い、やっとのことでそのぐにゃぐにゃの男を2階に運びあげたのだ。
「何階に住んでるんですか?今2階ですが、この階ですか?」
「あぁ」
正義感の強い男は考えた。きっと怒っているだろうこの男の奥さんに引き渡したら、余計なトラブルに巻き込まれるかも知れない。それよりは・・・と、最初のドアをあけてぐにゃぐにゃ男をそこに押し込んでしまったのである。
人のためになることをした正義感の強い男が、そのまま帰ろうと玄関ホールを抜けようとしたとき、またぐったりした男を見つけた。しかも、さっきの男よりヒドイ状態のようだ。
「大丈夫ですか?」正義感の強い男はたずねた。「酔っ払ってるんですか?」
「あぁ」
「あなたもこのアパートに住んでるんですか?」
「あぁ」
「部屋まで連れていってあげましょうか?」
「あぁ」
正義感の強い男は、さっきよりも苦労しながら、押したり背負ったりしながら、酔っ払いを2階に運びあげた。

今度の酔っ払いも2階に住んでいるらしいので、同じドアをあけて中に押し込んだ。

二人の男を助けた正義感の強い男が、玄関ホールに戻ると、またぐったりした男が座り込んでいた。
ここまできたら、正義感の強さゆえ見捨てるわけにも行かない。

明らかに前の二人より状態の悪い三人目の男に声をかけようとしたとき、その男はフラフラと道路に出て、たまたま通りかかった警官に助けを求めた。

「おまーりしゃん、おまーりしゃん、おねらいでしゅ」男はヘロヘロで、しかし必死に言った。
「あのおろこから助けてくれ。あのおろこは、さっきからずっと、俺を2階にあげてはエレベーターの穴から下に落っことすんだ」

バカはどっちだ?

酔っ払いが上機嫌で歌を口ずさみながら、おぼつかない手つきで鍵を差し込もうと、彼なりに最大限の努力をしていた。
しばらくガチャガチャやっていると、2階の窓から顔がのぞいてどなった。

「あっちに行け、バカな酔っ払いめ!入る家を間違えてるぞ!」

「バカはお前だ!」酔っ払いがどなり返した。
「顔を出す窓を間違えやがって!」

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