お酒って、太るの?太らないの?お酒のカロリーと太る理由

2017年4月24日

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お酒の飲みすぎで、最近・・・?

最近、お腹が出てきたなぁ・・・

昔はちょっと運動したら結構すぐお腹引っ込んだけど、今はなかなか引っ込まない。

こないだ娘がニコニコしながらお腹ポンポン叩いて来た時は、ちょっとショックだったな・・・

かっこいいお父さんでいるために、やっぱりお酒はやめるべきかな?

痩せたい理由は数々ありますが、こんな理由はかなり強い理由に分類されるんじゃないでしょうか。

年齢が進むと太りやすく、痩せにくくなります。

ある程度の年齢になっちゃえば、多少太ってることが威厳とか、

貫禄みたいなことに繋がる場合もありますが、

お子さんが小さかったりすると、やっぱりかっこいいお父さんでいたかったりするものみたいですね(笑)

そんなときに、もちろん運動するのが一番いいとは分かっているものの、

まずは食生活の見直しかな、なんつって真っ先に頭に浮かぶのはお酒を止めること。

お酒は好きだけど、かわいい娘にかっこいいと言われたいから、思いきって禁酒するか!・・・なんて。

ぽっこり出たお腹のことをビール腹なんて言うこともありますし、

お酒を止めれば痩せるような気はしますよね。

でも、いろいろ聞くところによると、お酒のカロリーは太らないとか、

実際太るのはつまみのカロリーだとか、

酒飲みが急に酒を止めるとかえって太るとか、

なんだかいろいろ言われていて結局のところよく分からない。

と、いうことで、今回はお酒を飲むと太るのか、太らないのか?

と、いうことにをテーマにして書いてみたいと思います。

お酒のカロリーで太る?

実際、お酒、というかアルコールにもカロリーはあります。

具体的に言いますと、アルコール1gに対して7kcal。例えば日本酒二合には20g程度のアルコールが含まれています。

つまり、7×20で140kcalのカロリーを含むということ。1

40kcalというと、梅のおにぎり一個、コカ・コーラのM、海老の天ぷら、あたりが同じくらいのカロリーを持ちます。

が、アルコール自体のカロリーはエンプティカロリーと呼ばれ、

摂取してもアルコールを分解する過程等でほとんど使われてしまうため、

アルコール自体のカロリーで太るということはまぁありません。

日本酒一合に含まれるアルコールを分解するのに3時間前後かかります。

肝臓ってのは栄養をエネルギーに変える「代謝」、

有害な物質を無害に変える「分解」という重要な役割を持ち、

体全体の血液量の10~15%が流れ込み、

通常の温度が41度あるというとてもパワフルな臓器です。

そんな臓器をアルコール分解のために3時間フル稼働させることを考えたら、

確かにアルコールに含まれるカロリーくらいは消費されるかんじはしますよね。

ただし、アルコールのカロリーは消費されるとしても、

我々アルコールをそのまま飲むわけではないですよね。

お酒の糖分や、甘い飲み物で割ったりカクテルにした場合、

糖分のカロリーはエンプティカロリーとは別計算になります。

例えば醸造酒、ビールや日本酒は糖分を含みます。

100mlあたりで言うと、ビールは3.1g、日本酒は3.6gの糖分を含みますが、

これらはアルコールの分解で消費されません。

蒸留酒と言われる焼酎なんかは糖分がほぼ0ですが、

焼酎をフルーツとソーダで割ったフルーツサワーにして飲んだりしますよね。

ほかにも甘いリキュールを使って作ったカクテルなんかもありますが、

これらついてはフルーツやリキュールの分の糖分が消費されないので、

そういったお酒を大量に飲むと、お酒を飲んで太った、という結果になる場合もあります。

ただ、基本的にはお酒だけ飲んでて太るというケースは少ないんですね。

極端なことを言えばアルコール依存症の患者ってのはほとんどつまみを食べることなく飲み続けるそうですが、痩せている人がほとんどだとか。

痩せたいとはいえ、そんな不健康な痩せ方をしたいという人はいないと思いますが・・・

つまみのカロリーで太る

お酒を飲むと大抵の人がつまみを求めます。

で、まぁ、なんだか知らないけど油っこいつまみがうまいこと(笑)

お酒を飲む、特にビールを飲むと、アルコール+炭酸+苦味成分の3つが食欲を増進させます。

また、体内にアルコールが入ると、肝臓がアルコールの分解にかかりっきりになってしまうため、

血糖値が上がりにくくなります。

そうなると、満腹感を得られにくくなり、たくさん食べてしまうんですね。

飲んだあとにシメのラーメンとか食べたくなっちゃうのはこれが原因。

シメのラーメンなんか、太るに決まってんじゃん!(笑)

一応、シメのラーメンをガマンするための方法についての記事もありますので、参考までに。
お酒を飲んだ後、どうしてもシメのラーメンを食べたい!という気持ちを抑える方法

以下、目安ですが、代表的な居酒屋メニューのカロリーを並べてみますね。あぁ、恐ろしい・・・

枝豆 → 86kcal
キムチ → 32kcal
冷奴 → 110kcal
とりの唐揚げ → 400kcal
フライドポテト → 460kcal
コロッケ → 340kcal
ほっけの開き → 250kcal
焼き鳥盛り合わせ(たれ) → 612kcal
焼き鳥盛り合わせ(しお) → 579kcal
まぐろの刺身 → 180kcal
炙りしめ鯖 → 380kcal
シーザーサラダ → 280kcal
ミックスピザ(1枚) → 1600kcal
シメのラーメン
醤油 → 480kcal
塩 → 550kcal
味噌 → 550kcal
豚骨 → 500kcal

もちろんお店とかによってカロリーの変動はあるわけですが・・・

つまみ食って締めのラーメンなんか食った日には・・・

あの、もう一回言います。

こんなもん食ってたら、太るに決まってんじゃん!(笑)

お酒を止めたら太る?

酒飲みが酒を止めるとかえって太るなんて話もありますが、

要するに食うようになるからです(笑)

原因としては、例えばビールを飲んでいた時は、あんまり食べなくても炭酸でお腹がふくれていたのが、

ビール飲まなくなったら食べる、という場合もありますが、

お酒でストレス解消していたのが無くなったので、食でストレス解消しようとする、

というのも原因のひとつ。

お酒を飲むと、脳内で「楽しさ」や、「心地よさ」といった感情を生み出すドーパミンや、

「不安」「恐怖」といった感情を抑え、気持ちを落ち着かせるセロトニンという物質を分泌します。

これにより快感を得ることで、ストレス解消になる、という側面もあるんですね。

この、お酒によるストレス解消がなくなるので、

じゃ、代わりに何でストレス解消しようかという話になるのですが、

それはつまり同じように食べたらドーパミンを出すものが何か?という話なわけです。

で、お酒以外の食べたらドーパミンが出るものというのが、糖質。

飴、チョコレート、ケーキ等の甘いお菓子、白いご飯、パスタ、ラーメン等の炭水化物、

これらの糖質を含むものを食べると、ドーパミンが分泌される、ということですな。

お酒をやめると、今まではお酒を飲むことでドーパミン出て快感を得て、

ストレス解消になっていたわけです。

そのストレス解消がなくなって代わりのストレス解消を探した時に、

糖質をとる、となる人が多いんですね。

結果、お酒やめると甘いものを食べたり、炭水化物を食べたりして、太る、というわけ。

本来はね、ストレス解消法というとスポーツをするとか、

趣味に打ち込むとかいうと健康的なわけですが、

なかなか時間が取れなかったりしますからね~。

ついついお手軽なお酒とか、糖質でストレス解消しようとしてしまうわけですが、

お酒も、糖質も、ほどほどに。太りますよ!(笑)

まとめ

・アルコール自体のカロリーでは太りませんが、糖分を含むお酒もありますので、糖分で太る場合はあります
・おつまみで太るケースはありますので、おつまみのチョイスは慎重に(笑)
・お酒飲むと満腹感を得にくくなりますが、シメのラーメンは太ります、危険です
・お酒をやめて、糖質に走ると太る原因になりますので、ご注意を

太る原因はいろいろ考えられますので、トータルで考えなきゃいけませんねぇ。

お酒だけを悪者にせず、飲むお酒の内容やおつまみを変えれば、太るのを防止できたりもしますので、

ちょっと意識してみては?

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