お酒を通して何年越しでも会える友人たち
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私自身もお酒好き
私は大のお酒好きです。
一人で知らない店にも入っていくほどお酒好きで、雰囲気も大好きです。
でも外で飲むとき一番重要視するのがその場の雰囲気です。
やはり、同じお酒を飲んでても居心地が悪く感じたら高いお酒も不味く感じます。
私が通っていた高等学校は特殊で大学と専門学校の間という感じでしょうか。
色々な年齢層や地方の生徒がいて先生との距離も近く仲が良い学生時代を色濃く過ごしてきました。
同窓会という名目で、年に一度は集まっています。
最初はみんな社会人になった頃に仲が良かった10人位のメンバーで集まることになりました。
皆やってることはバラバラだけど
職種はバラバラですが、
運命なのか何人かが同じ時期の誕生日も名目に集まり、
安い環境で夕方過ぎから朝方までの間に顔を出すだけでもありという、
祝日から平日にかけてのイベントでした。
人それぞれ違う道に進み、仕事の終わる時間もバラバラで顔を出すだけで5分で帰ってしまう人もいました。
しかし、0時前に仕事が終わって来たり残る人間と帰る人間に集まりでも別れました。
やはり、お酒を呑むかの違いでした。
最後の方は、人数も減り「今何次会目？」って感じに何回か続きました。
一応、暗黙のルールで仕事の愚痴の話をしないことが定着して5年以上になりました。
気を使わず集まれる仲間
確かに久々に会う友人に会えるのは嬉しい事ですが、
それぞれの事情でこちらが気を遣って迄セッティングして、
来ることがわからない集まりは当日のキャンセル等で店の予約ができなかったり幹事が困ることになるのです。
だから、去年はいつもラストまで残る人間だけで少ない人数ですが集まることにしました。
お酒好き同士で楽しい時間を過ごしました。
私も故郷へ戻った時期なので、少し寂しく思っていった時にそういった話がでて新幹線で大阪へ戻りました。
昔話や近況報告等堅苦しい事は一切抜きでシラフでも元々、過激な冗談が言える仲なので心機一転したばかりの私でも楽しい一時と息抜きになりました。
みんな学生時代から知っていて大人と子供の境目を共有した時間を過ごしてきたので変化はありますが、
その年齢に見合った話で盛り上がりつつも素直な気持ちを吐ける場所でした。
唯一、私だけ同年代がおらず一番年下なのでみんな心配しつつも故郷へ帰りたがっていたことや、頑張っていることを応援してくれてました。
多少、お酒が入るときつい言い方をされても心配してくれるからこその言葉だと素直に受け止められます。
只、この面子はザルなので酔っても他の人からしたらシラフという難点があります。
後、元々楽しかったらいい精神が根元にあるので私は半分の時間は薄めにしないといけませんでした。
なぜなら、同じペースで飲むと酔い過ぎて寝る癖があるのでストップをかけられていたからです。
グダグダになることもありますが(笑)
後私がサプライズで、いつも幹事になる子のバースデーを祝う裏幹事だったのです。
メインの子が、大阪に戻って地方メンバーが軽食を取っている時に大阪の子がほろ酔いになってしまった為勢いで入った店で今回は終わってしまいました。
当初、打合せしていた所に行けなくなり、番狂わせもいいところでしたがこれもその年の想い出になりました。
きちんと飲み方を理解していて、未成年から大人になっても未だにこういう関係を続けれる友人達は私の宝物です。
お酒の席で変わる人もいますが、
逆にその場を高級店よりも最高な場所にしてくれる人達も多くいることを実感しました。
お酒の場は楽しくてこそ価値があるものだと改めて思いました。