冷酒で美味しい四国・九州地方のお酒37選
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日本酒造りの難しい土地柄?
一般的には気温が低いところの方が造りやすいです。
九州地方は気温が高いので日本酒よりも焼酎造りの方が盛んですし、
四国だと標高の高い山では醸造に必要な寒さを確保できるのですが、温度管理が難しく日本酒造りをあきらめる蔵も多くあったとか。
そんな中で日本酒造りを続ける蔵は独自の方法をとっている蔵も多く、他にはない日本酒がたくさんあります。
ヒャクヤク基準としまして、0℃~20℃までで美味しく飲めるお酒を冷酒で美味しいお酒、と分類します。
冷たい温度だけでなく、熱燗にしても美味しいお酒も含まれます。
各お酒の具体的なオススメ温度につきましては、各お酒の項でご確認を!!
綾菊 国重 純米吟醸
都道府県 香川
蔵名 綾菊酒造
創業年 寛政2年(1790)創業
アルコール度数 15~16%
特定名称 純米吟醸酒
オススメ温度 15~45℃
原料米と精米歩合 香川県産さぬきよいまい 55%
希望小売価格 1.8l 3000円
味わい 甘味4 酸味3 苦味4 旨味6
タイプ 醇酒
備考
創業以来、地元産米にこだわる蔵。酒名の由来は、平成7年「現代の名工」に選ばれた杜氏、国重弘明氏が自らの名を冠したから。
13年連続で全国新酒鑑評会金賞を受賞している。米の持つ旨味と香りを追及し、後口のキレも良い酒。
川鶴 旨口 純米酒 無濾過
都道府県 香川
蔵名 川鶴酒造
創業年 明治24年(1891)創業
アルコール度数 15~16%
特定名称 純米酒
オススメ温度 10~18℃
原料米と精米歩合 山田錦 65%
希望小売価格 1.8l 2500円
味わい 甘味3 酸味3 苦味3 旨味3
タイプ 爽酒
備考
「川の流れのごとく素直な気持ちで呑み手に感動を」という初代の志を受け継ぐ蔵。
甘さを持ちながらもスッキリと香りが立ち、米の旨味が口中に広がる。
旨味と複雑さを合わせつつ、ベストなまとまりを持つ酒は、魚料理と相性がいい。
金陵 楠神 特別純米酒
都道府県 香川
蔵名 西野金陵
創業年 万治元年(1658)創業
アルコール度数 14~15%
特定名称 特別純米酒
オススメ温度 15~20℃、40~45℃
原料米と精米歩合 オオセト 55%
希望小売価格 1.8l 2600円
味わい 甘味1 酸味3 苦味3 旨味1
タイプ 醇酒
備考
樹齢900年を超し、酒造りの御神木とされる大楠から採取する天然酵母で醸す酒。
心地よい酸味と爽やかなのど越しを持ち、歴史の重みを感じさせるように深く染み渡る。刺身、鍋物、焼鳥などと。
鳴門鯛 特別純米
都道府県 徳島
蔵名 本家松浦酒造場
創業年 文化元年(1804)創業
アルコール度数 15%
特定名称 特別純米酒
オススメ温度 10~20℃、38~42℃
原料米と精米歩合 兵庫山田錦、新潟ゆきんこ舞 60%
希望小売価格 1.8l 2300円
味わい 甘味2 酸味3 苦味5 旨味 3
タイプ 醇酒
備考
山廃仕込みの酒だが、他の山廃とは違う柔らかな純米酒。
ふくよかな香り、軽やかな酸味と旨味が調和し、コクはあるがややドライな飲み口。
キレもよく、冷やから燗まで幅広い温度帯で飲め、和食に合わせやすい。
御殿桜 純米酒
都道府県 徳島
蔵名 斎藤酒造場
創業年 昭和14年(1939)創業
アルコール度数 14%
特定名称 純米酒
オススメ温度 10~15℃、45~50℃
原料米と精米歩合 アケボノ、松山三井 60%
希望小売価格 1.8l 1830円
味わい 甘味2 酸味4 苦味3 旨味1
タイプ 爽酒
備考
米の豊醇な香り、旨味を持ちながら、重さを感じさせない柔らかさを持つ。
口のなかで広がる旨味は、優しい余韻をゆっくりと楽しめる。冷やすと甘い香りが楽しめ、燗にすると力強さが増す。どちらでも、お好みで。
阿波太閤 純米酒
都道府県 徳島
蔵名 日新酒類
創業年 昭和23年(1948)創業
アルコール度数 15%
特定名称 純米酒
オススメ温度 10~15℃、40~45℃
原料米と精米歩合 日本晴 70%
希望小売価格 1.8l 1637円
味わい 甘味4 酸味5 苦味3 旨味3
タイプ 醇酒
備考
日本晴を清廉な吉野川の伏流水と自社酵母で醸し、米の旨味を感じさせる呑みごたえのしっかりした芳醇な酒に仕上げている。
刺身や天ぷらといった和食によく合う。冷酒でも燗でも。
芳水 生もと(もとは酉に元)仕込 特別純米酒
都道府県 徳島
蔵名 芳水酒造
創業年 大正2年(1913)創業
アルコール度数 15.6%
特定名称 特別純米酒
オススメ温度 8~12℃、45~50℃
原料米と精米歩合 玉栄 60%
希望小売価格 1.8l 2300円
味わい 甘味4 酸味5 苦味1 旨味3
タイプ 醇酒
備考
酒名の由来はかつて吉野川を「芳水」とたたえたところから。吉野川上流に位置し、澄んだ空気と水を生かした酒造りをする蔵。
膨らみのある旨味と酸味のバランスがよく、後口はスッキリ。
司牡丹 純米 辛口
都道府県 高知
蔵名 司牡丹酒造
創業年 慶長8年(1603)創業
アルコール度数 15~15.9%
特定名称 純米酒
オススメ温度 8~12℃、40~45℃
原料米と精米歩合 山田錦、松山三井、アケボノ 65%
希望小売価格 1.8l 2460円
味わい 甘味1 酸味3 苦味5 旨味3
タイプ 爽酒
備考
この地に山内一豊と重臣の深尾重良が入国した際に御用酒屋になったのが慶長8年。
純米辛口は、土佐の辛口らしい甘味を控えたドライな酒質を持ち、キリリとした飲み口へ導く。
ふくよかな香りと旨味が味わいの骨格を造り出している。
亀泉 特別純米酒
都道府県 高知
蔵名 亀泉酒造
創業年 明治30年(1897)創業
アルコール度数 15%
特定名称 特別純米酒
オススメ温度 10~15℃、38~42℃
原料米と精米歩合 土佐錦 60%
希望小売価格 1.8l 2585円
味わい 甘味3 酸味3 苦味1 旨味3
タイプ 爽酒
備考
酒名の由来は、涸れない湧き水を仕込み水に使用→万年の泉→亀泉から。
バナナのような爽やかな香りが立つも、あくまで穏やかで、飽きの来ない落ち着いた辛口酒。
旨味と酸味のバランスがよく、料理の邪魔をしない酒。
久礼 純米酒
都道府県 高知
蔵名 西岡酒造店
創業年 天明元年(1781)創業
アルコール度数 16%
特定名称 純米酒
オススメ温度 12~17℃、38~42℃
原料米と精米歩合 松山三井 60%
希望小売価格 1.8l 2200円
味わい 甘味3 酸味3 苦味3 旨味3
タイプ 醇酒
備考
酒名は蔵のある土佐の一本釣りで有名な地名から、原料は四国の米松山三井、四万十川源流の伏流水で仕込む。
米本来の旨味を感じられるコク深い味わいで、熟成が進むとさらにまろやかさが増す。
酔鯨 特別純米酒
都道府県 高知
蔵名 酔鯨酒造
創業年 明治5年(1872)創業
アルコール度数 15%
特定名称 特別純米酒
オススメ温度 5~15℃、40~45℃
原料米と精米歩合 一般米 55%
希望小売価格 1.8l 2350円
味わい 甘味1 酸味2 苦味3 旨味1
タイプ 爽酒
備考
土佐の料理を引き立たせる味わいを目指した酒造りを行う蔵。
米の旨味を生かしたコクとスッキリした飲み口が同居。特有のキレのよい酸味が味わいの幅を広げている。冷酒か、ぬる燗で。
梅錦 純米原酒 酒一筋
都道府県 愛媛
蔵名 梅錦山川
創業年 明治5年(1872)創業
アルコール度数 16.9%
特定名称 純米酒
オススメ温度 5~10℃、42~47℃
原料米と精米歩合 山田錦 60%
希望小売価格 1.8l 2683円
味わい 甘味1 酸味3 苦味4 旨味3
タイプ 醇酒
備考
先代・先先代杜氏と続けて「現代の名工」に選ばれている蔵。
二人の名工に磨かれた味は、「吟醸酒の梅錦」として評価も高い一方、地元では日常酒が人気。
原酒ならではの芳醇な香りと、力強い米の旨味が楽しめる。
山丹正宗 しずく媛 純米吟醸
都道府県 愛媛
蔵名 八木酒造部
創業年 天保2年(1831)創業
アルコール度数 16%
特定名称 純米吟醸酒
オススメ温度 8~12℃、38~42℃
原料米と精米歩合 しずく媛 50%
希望小売価格 1.8l 2900円
味わい 甘味3 酸味4 苦味3 旨味1
タイプ 爽酒
備考
天保2年から続く蔵が、平成21年に発売した酒。愛媛県が開発したしずく媛を、今治市を流れる蒼社川の伏流水で醸す。
柔らかな酸味、フルーティな香りが華やかな味わいとなって口のなかを楽しませる。
雪雀 媛の愛・天味 純米大吟醸
都道府県 愛媛
蔵名 雪雀酒造
創業年 大正4年(1915)創業
アルコール度数 16.4%
特定名称 純米大吟醸酒
オススメ温度 5~10℃
原料米と精米歩合 松山三井 50%
希望小売価格 750ml 5000円
味わい 甘味1 酸味1 苦味3 旨味1
タイプ 爽酒
備考
「媛の愛」は愛媛の統一ブランドで、平成10年に「現代の名工」に選ばれた杜氏、田窪幸次郎氏の造る酒が「天味」。
雑味のないクリアな味わいと、果実のような香りが魅力で、ほのかな甘味がまろやかさを生む。
石鎚 大吟醸 大雄峯
都道府県 愛媛
蔵名 石鎚酒造
創業年 大正9年(1920)創業
アルコール度数 17~18%
特定名称 大吟醸酒
オススメ温度 5~10℃、35~40℃
原料米と精米歩合 山田錦 35%
希望小売価格 1.8l 10000円
味わい 甘味5 酸味3 苦味3 旨味1
タイプ 薫酒
備考
西日本最高峰、石鎚山系の清廉な水を仕込み水に使う蔵。醪を低温発酵させた後、低温冷蔵庫で約1年熟成させた酒。
澄みわたる酒質と、フルーティで華やかな立香の後、豊かでふくらみのある味わいを見せる。
駿 純米酒
都道府県 福岡
蔵名 いそのさわ
創業年 明治26年(1893)創業
アルコール度数 15~16%
特定名称 純米酒
オススメ温度 8~12℃、40~45℃
原料米と精米歩合 山田錦 60%
希望小売価格 1.8l 2104円
味わい 甘味1 酸味1 苦味1 旨味3
タイプ 爽酒
備考
専用の吟醸蔵で丁寧に造られた純米酒は、穏やかな吟醸香とふくらみのある奥ゆかしい味わいが口中に広がる。
名水百選のひとつ「清水湧水」で醸す酒には、基本を大切にしたいという蔵元の誠実な信念が表れている。
独楽蔵(こまぐら) 玄 円熟純米吟醸
都道府県 福岡
蔵名 杜の蔵
創業年 明治31年(1898)創業
アルコール度数 15%
特定名称 純米吟醸酒
オススメ温度 12~18℃、0~45℃
原料米と精米歩合 山田錦 55%
希望小売価格 1.8l 3000円
味わい 甘味3 酸味3 苦味5 旨味1
タイプ 熟酒
備考
「現代食に馴染む酒」がコンセプト。
軽やかな米の香り、ほどよい酸味、丸みのある味わい、ややスパイシーな円熟味とスモーキーな熟成香を持つ。
料理に合わせ、空気になじませて香りを楽しみたい。
繁桝 純米大吟醸
都道府県 福岡
蔵名 高橋商店
創業年 享保2年(1717)創業
アルコール度数 15~16%
特定名称 純米大吟醸酒
オススメ温度 5~15℃
原料米と精米歩合 山田錦 40%
希望小売価格 1.8l 6500円
味わい 甘味1 酸味2 苦味2 旨味1
タイプ 薫酒
備考
酒名の由来は、現在18代まで続く蔵の初代の名前の一部と、酒を測る桝から。
ハデさを押さえつつも大吟醸らしい爽やかな香りが楽しめ、ふくよかでやわらかな味わい。
刺身等の和食によく合う。
蒼田 純米大吟醸
都道府県 福岡
蔵名 喜多屋
創業年 文政年間(1818~1830)創業
アルコール度数 15~16%
特定名称 純米大吟醸酒
オススメ温度 5~20℃
原料米と精米歩合 山田錦 39%
希望小売価格 1.8l 5400円
味わい 甘味3 酸味5 苦味1 旨味1
タイプ 薫酒
備考
「酒を通して多くの喜びを伝えたい」と願う蔵が造る、限定流通品。
精米歩合39%と贅沢に磨いた山田錦を、低温長期発酵と手間ヒマのかかる「しずく搾り」でじっくりと搾った酒。
フルーティで華やかな吟醸香と、とろけるような舌触りが特徴的。
庭のうぐいす 特別純米
都道府県 福岡
蔵名 山口酒造場
創業年 天保3年(1832)創業
アルコール度数 15%
特定名称 特別純米酒
オススメ温度 10~13℃、35~38℃
原料米と精米歩合 山田錦、夢一献 60%
希望小売価格 1.8l 2450円
味わい 甘味2 酸味1 苦味1 旨味1
タイプ 爽酒
備考
酒名の由来は、蔵の五代目が庭の湧き水でのどを潤すうぐいすを見て名付けたというもの。
小仕込みならではの丁寧な酒造りにこだわり、ドライかつシャープな飲み口はついつい杯が進んでしまう。
そのキレの良さは、食中酒に最適。
東一 純米吟醸Nero
都道府県 佐賀
蔵名 五町田酒造
創業年 大正11年(1922)創業
アルコール度数 13%
特定名称 純米吟醸酒
オススメ温度 10~20℃、38~42℃
原料米と精米歩合 山田錦49%
希望小売価格 720ml 1600円
味わい 甘味5 酸味3 苦味4 旨味1
タイプ 薫酒
備考
信条は「米から育てる酒造り」。蔵人自ら作った山田錦で仕込む酒は、13度という低アルコールの軽やかな飲み口と芳醇な旨味が感じられる逸品。
ボトルデザインはワインのようで、特別感を誘う。
能古見(のごみ) 純米吟醸
都道府県 佐賀
蔵名 馬場酒造場
創業年 寛政7年(1795)創業
アルコール度数 16%
特定名称 純米吟醸酒
オススメ温度 12~17℃、40~45℃
原料米と精米歩合 山田錦 50%
希望小売価格 1.8l 3062円
味わい 甘味3 酸味2 苦味3 旨味2
タイプ 薫酒
備考
蔵元杜氏による小仕込みにこだわり、信頼される蔵であるために妥協しない酒造りを目指す。
奥深い米の旨味、メロンやバナナを思わせる芳醇な果実香が口のなかに広がる。味の濃い料理と相性〇。
鍋島 純米吟醸 山田錦
都道府県 佐賀
蔵名 富久千代酒造
創業年 大正末期創業
アルコール度数 16.6%
特定名称 純米吟醸酒
オススメ温度 8~18℃
原料米と精米歩合 山田錦 50%
希望小売価格 1.8l 3200円
味わい 甘味3 酸味2 苦味3 旨味2
タイプ 薫酒
備考
平成10年、地元小売店とともに「九州を代表する地酒」を目指して立ちあげた、新しいブランドながら心動かすストーリーを持つ酒。
味わいはいたって清廉で、凛としたたおやかな気品を楽しめる。
天吹 裏大吟醸 愛山
都道府県 佐賀
蔵名 天吹酒造
創業年 元禄年間(1688~1704)創業
アルコール度数 16.5%
特定名称 大吟醸酒
オススメ温度 5~20℃
原料米と精米歩合 愛山 40%
希望小売価格 1.8l 5000円
味わい 甘味4 酸味2 苦味3 旨味2
タイプ 薫酒
備考
地下貯蔵庫でゆっくり熟成された酒は、まろやかな飲み口と大吟醸らしい気品ある甘美な香りを持つ。
口に含めば伸びやかな旨味が堪能できる。冷やで、ワイングラスで楽しみたい。
七田 純米
都道府県 佐賀
蔵名 天山酒造
創業年 明治8年(1875)創業
アルコール度数 17%
特定名称 純米酒
オススメ温度 15~20℃、38~42℃
原料米と精米歩合 山田錦、レイホウ 65%
希望小売価格 1.8l 2400円
味わい 甘味3 酸味4 苦味4 旨味3
タイプ 醇酒
備考
江戸時代に水車業を営んでおり、水への思いの強い蔵。
名水百選に選ばれた天山山系のミネラル分の多い硬水を使用、キレのある酒質を造る。混じり気のない香りと米の旨味に、ほどよい酸味がバランスをとる。
六十餘洲 純米大吟醸
都道府県 長崎
蔵名 今里酒造
創業年 江戸後期創業
アルコール度数 16%
特定名称 純米大吟醸酒
オススメ温度 10~20℃
原料米と精米歩合 山田錦 38%
希望小売価格 1.8l 6000円
味わい 甘味3 酸味1 苦味1 旨味1
タイプ 薫酒
備考
酒名の由来は、江戸時代日本は60近くの国に別れていたことから来ており、日本全国で飲んでほしいという思いから。
山田錦を38%まで丁寧に磨き、心地よい吟醸香、米本来のコク、キレのいい酸味が楽しめる逸品。
∴本陣 純米吟醸
都道府県 長崎
蔵名 潜龍酒造
創業年 元禄元年(1688)創業
アルコール度数 15%
特定名称 純米吟醸酒
オススメ温度 12~17℃、32~37℃
原料米と精米歩合 山田錦 55%
希望小売価格 1.8l 2800円
味わい 甘味3 酸味1 苦味1 旨味1
タイプ 爽酒
備考
酒名は、「∴」を家紋とする平戸藩松浦氏の本陣を務めていたことから。
飲み口はなめらかながら、全体的に爽やかさがある。
凛とした香りと、リンゴのような軽い酸味に包まれたほのかな甘味が口の中を潤す。白身魚等の淡白な料理に合わせるといい。
福鶴 純米吟醸
都道府県 長崎
蔵名 福田酒造
創業年 元禄元年(1688)創業
アルコール度数 14%
特定名称 純米吟醸酒
オススメ温度 5~10℃ 38~42℃
原料米と精米歩合 山田錦 58%
希望小売価格 1.8l 4000円
味わい 甘味1 酸味3 苦味3 旨味1
タイプ 爽酒
備考
潤いのある果実のような含み香を持ち、爽やかでややドライな味わい。
のどを通すと、米本来の旨味が余韻として響く「返し味」を持っている。
平成23年に全日空国際線のファーストクラスに採用された他、数々の受賞歴を持つ。
香露 特別純米酒
都道府県 熊本
蔵名 熊本県酒造研究所
創業年 大正7年(1918)創業
アルコール度数 15%
特定名称 特別純米酒
オススメ温度 12~17℃、38~42℃
原料米と精米歩合 神力 55% レイホウ 60%
希望小売価格 1.8l 2724円
味わい 甘味3 酸味3 苦味5 旨味5
タイプ 醇酒
備考
「酒の神様」野白金一先生とともに、熊本酵母(協会9号)を産み出した研究所。
米本来の香り、米の甘味とともに、ふくらみのある熟成香、心地よい酸味を楽しめる。
熊本の大自然を思わせる力強さのある酒は、煮物等の濃い目の和食と。
朱盃 純米酒
都道府県 熊本
蔵名 千代の園酒造
創業年 明治29年(1896)創業
アルコール度数 15%
特定名称 純米酒
オススメ温度 5~20℃、40~45℃
原料米と精米歩合 山田錦、五百万石 65%
希望小売価格 1.8l 2000円
味わい 甘味3 酸味3 苦味5 旨味3
タイプ 醇酒
備考
戦後全国初となる純米酒。酒名は、蔵人が朱色の大盃でまわし飲みをしたことから。
そのエピソードに負けない厚みのある味わい。豊かなコクと淡麗な飲み口が同居しており、燗にすると味わいが冴える。
通潤 純米酒
都道府県 熊本
蔵名 通潤酒造
創業年 明和7年(1770)創業
アルコール度数 15%
特定名称 純米酒
オススメ温度 10~15℃、42~47℃
原料米と精米歩合 レイホウ 60%
希望小売価格 1.8l 2133円
味わい 甘味1 酸味2 苦味2 旨味1
タイプ 爽酒
備考
「キレのよい濃醇辛口の地酒」を創業時から造り続ける蔵。米の旨味を感じさせつつ余韻は辛口で、ついつい杯を重ねてしまう。
穏やかな吟醸香もさらりと心地よく、コクの強い料理と相性がいい。
美少年 大吟醸
都道府県 熊本
蔵名 美少年
創業年 明治12年(1879)創業
アルコール度数 16%
特定名称 大吟醸酒
オススメ温度 8~18℃
原料米と精米歩合 山田錦 35%
希望小売価格 1.8l 3379円
味わい 甘味2 酸味3 苦味3 旨味3
タイプ 爽酒
備考
酒名の由来は、唐代の詩人・杜甫の「飲中八仙歌」内で美少年と謳われた崔宗之から。
緑川水系の伏流水で仕込まれた酒は、のど越しのいい淡麗辛口に仕上がっているを気品ある洗練された華やかな芳香を漂わせ、爽快な飲み口で杯を誘う。
西の関 手造り 純米酒
都道府県 大分
蔵名 萱島酒造
創業年 明治6年(1873)創業
アルコール度数 15%
特定名称 純米酒
オススメ温度 15~20℃、40~45℃
原料米と精米歩合 八反錦、ヒノヒカリ 60%
希望小売価格 1.8l 2544円
味わい 甘味5 酸味2 苦味2 旨味5
タイプ 醇酒
備考
酒名の由来は、「西日本を代表する酒に」という意気込みから。五味(甘・酸・辛・苦・渋)の調和した奥深い飲み口を持つ。
昔ながらの手造りにこだわった酒は、口当たりはいたって優しく、丸みのある米の味わいがじわりと染み込む。
薫長 純米酒
都道府県 大分
蔵名 クンチョウ酒造
創業年 昭和7年(1932)創業
アルコール度数 15%
特定名称 純米酒
オススメ温度 8~12℃、38~42℃
原料米と精米歩合 富山五百万石65% 福岡夢一献 60%
希望小売価格 1.8l 2380円
味わい 甘味5 酸味3 苦味3 旨味5
タイプ 醇酒
備考
天領日田の水を使用し、丁寧に造り上げた酒は、長く響く穏やかで心落ち着く薫香を放つ。
じっくりと豊かな米の旨味が広がり、日本酒本来の旨さを楽しめる。喉元を通りすぎるまで米の旨味が消えない。
久住 千羽鶴 純米酒 生もと(もとは酉に元)造り
都道府県 大分
蔵名 佐藤酒造
創業年 明治40年(1907)創業
アルコール度数 15.5%
特定名称 純米酒
オススメ温度 15~22℃、40~45℃
原料米と精米歩合 五百万石 65%
希望小売価格 1.8l 2450円
味わい 甘味4 酸味6 苦味5 旨味4
タイプ 醇酒
備考
県内で唯一生もと造りを行う蔵。
蔵付き天然乳酸菌を使用したしっかりとした酸味と、米の旨味が調和してなめらかな味わいに。
酒名の由来は、川端康成が「波千鳥(続千羽鶴)」の執筆中、当時の社長と親交を持ったことから。
智恵美人 大吟醸酒
都道府県 大分
蔵名 中野酒造
創業年 明治7年(1874)創業
アルコール度数 17%
特定名称 大吟醸酒
オススメ温度 10~15℃
原料米と精米歩合 山田錦 35%
希望小売価格 1.8l 4800円
味わい 甘味3 酸味1 苦味1 旨味1
タイプ 爽酒
備考
蔵の地下から湧く水で仕込み、クラシックを聴かせながら発酵させるという独特の製法を持つ蔵。
フレッシュな旨味と、繊細な音楽のごとき優雅で華やかな吟醸香を醸し出す酒は、冷やしてワイングラスで楽しみたい。
鷹来屋 特別純米酒
都道府県 大分
蔵名 浜嶋酒造
創業年 明治22年(1889)創業
アルコール度数 15%
特定名称 特別純米酒
オススメ温度 5~15℃、42~47℃
原料米と精米歩合 山田錦50% 日本晴 55%
希望小売価格 1.8l 2600円
味わい 甘味1 酸味1 苦味1 旨味1
タイプ 爽酒
備考
料理に合う酒をコンセプトに、年間500石の小さな蔵が完全手造りで造る酒。
米の旨味とキレのバランスが絶妙で、優しい飲み口は食中でも飲み疲れることのないスマートな味わい。
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