二日酔いでしんどい・・・二日酔い対策でやってはいけない方法と早く抜く方法2つ

2017年4月24日

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お酒飲むのが楽しいのは分かるけど・・・

なんて言うんですかね、大人になったら人間ってもっとしっかりするものだと思っていたのですが・・・

自動的にしっかりするようになるなんてことは無くて、

しっかりした人はしっかりと自分を律してしっかりしているのだなぁ、

なんてことに大人になってから気づく。

つまり、二日酔いの朝に思うことです(笑)

ガンガンする頭、吐き気が残る胃、思い出される昨日の醜態・・・

あぁ、もう二度と酒は飲むまい、なんて思っているのは2、3日、

誘いを断れないという言い訳をしつつ、飲み始めたら飲むまいなんて誓いはすっかり忘れて飲みすぎる、

そして同じ後悔を繰り返し・・・

なんて酔っ払いが皆さんの周囲にもいるんじゃないでしょうか?

管理人の周囲にも数名います。管理人含めて(笑)

もちろん飲みすぎないに越したことはない、そんなことは分かっている、大人ですから!

ただ、それはそれとして、飲み過ぎて二日酔いになった場合の対策を教えて頂けませんでしょうか・・・

あの、次から気を付けますから・・・と、言うのが酒飲みの本音では(笑)

今回は、二日酔いになってしまった際の対処法や、二日酔いの予防法について書きたいと思います。

あ、普段はお酒を飲む時もしっかり適量を守るんだけど、昨日はちょっと疲れがたまっていたのと、

久しぶりに飲んで楽しかったせいでうっかり飲み過ぎてしまって二日酔いになった、

なんていうホントにしっかりしたまじめな方も読んでいただければと思います(笑)

二日酔い対策でやってはいけないこと

二日酔いの日は、迎え酒をすると良い、なんて剛の者もいらっしゃいます。

迎え酒とは二日酔いの症状が出た際にあえて酒を飲むことで、

それにより頭痛や吐き気を押さえることができるというもの。

無茶苦茶言ってんな、と思うものの、

一説によると江戸時代から迎え酒の風習はあったので、案外由緒正しいらしい(笑)

江戸の昔から酒飲みは無茶していたのだなぁ、と(笑)

ただし、近年の研究だと迎え酒による二日酔いの症状緩和はアルコールが体内に入ることで、

感覚がマヒして頭痛や吐き気が抑えられているだけで、

はっきり言ってしまえば「気のせい」「その場しのぎ」に過ぎない。

まぁ、うすうす分かっていたことですが・・・。

むしろ迎え酒が習慣化することでアルコール依存症になったりするケースもあるので、

迎え酒には特にいいことがないようです。

江戸の昔から続く伝統だとしても、やめておいた方が無難です(笑)

また、頭痛がするからと言って頭痛薬を飲む、というのもやめておいた方がいいです。

体内にアルコールが残っている時に薬を飲んでしまうと、アルコールにより薬の代謝が阻害され、

薬の作用時間が延び、副作用が増大してしまうんですね。

副作用の無い薬はありませんから、体内にアルコールが残っている段階で、

薬を飲んでどうにかしようとするのはやめておいた方がいいんですね。

二日酔い対策その1:水分を摂る

二日酔い対策として最もポピュラーなのは、水分を摂るということでしょう。

アルコールには利尿作用があるため、お酒をのんで摂った水分以上の水分が失われることになります。

飲んだお酒が強ければ強いほど、失われる水分が多くなります。

大体アルコール50gに対して600~1000mlの水分が失われるんですね。

アルコール50gというと、日本酒でいうと2合ちょっとくらい。

それだけ飲むと1リットルくらい水分が失われる、ということですね。

これら脱水症状の緩和や、体内のアルコール濃度を薄めるために水分が必要になります。

有効なのはまずスポーツドリンク。

水分の吸収もよく、モノによってはお酒を飲んだあと不足しがちになるミネラルを含むものもありますので、

二日酔いの朝はスポーツドリンクを飲む、というのは有効と言えます。

その他には、トマトジュースも二日酔いには有効。

水分を摂れるのはもちろん、トマトジュースに含まれるビタミンCが肝臓の働きを助け、

体内に残るアルコールやアセトアルデヒドの分解を促進する効果が期待できます。

トマトジュースが苦手な人は、ビタミンCを含むフルーツジュースなんかも有効ですね。

意外なところではスプライトが二日酔いに有効、という説も。

2013年の学術誌に載るくらいなので、これはかなり有効なんじゃないでしょうか。

57種類の飲み物で二日酔いに対する効果を検証したところ、スプライトが最も有効だったとのこと。

なぜスプライトが有効なのかというと、

アルコールを分解したあとに生じるアセトアルデヒドを分解する酵素を活性化する働きが最も強かったそうです。

原因はよく分かっていないそうなのですが、スプライトを飲むとアセトアルデヒドを分解する酵素が活性化して、

実際アルコールの代謝が促進され、二日酔いの症状の期間も短くなったそうなので、

なんだかわかんないけどとにかく有効なのは間違いないようです。

スプライトか、冷蔵庫に常備しておくか・・・(笑)

二日酔い対策その2:何か食べる

大体が二日酔いの朝というのは気持ちが悪かったりだるかったりで、

何か食べようって気にならないことが多いものなんですが、

二日酔いの朝こそ何か食べた方がいいんですね。

なぜかと言うと、二日酔いというのは体内にアセトアルデヒドが分解しきれずに残っていて、

それが吐き気や頭痛等の症状を起こしている状態を言いますので、

アセトアルデヒドの分解を促進することを考えることが重要になります。

何かを食べると、分解が促進されますので、朝食を食べることが必要、ということになるんですね。

じゃ、何を食べるのが有効か、というところなんですけども、

前述したようにビタミンCが有効なので果物を食べるのは有効です。

さらに果物に含まれる果糖が、アルコールの代謝を高めるので、その点でも二日酔いに有効と言えます。

他の食べ物としては、ピクリン酸を含む梅干しや、ビタミン・ミネラル・タンパク質を含む豆腐や卵、タウリンが入ったしじみやあさりなんかも有効です。

例えばおかゆに梅干をつけて食べるとか、冷奴やゆで卵、

あるいはしじみやあさりの味噌汁なんかだと、二日酔いの朝でも食べやすいのではないでしょうか。

・・・いや、だれが用意するのかは知りませんけど。

自分じゃ用意できないだろうし、勝手に飲んでゲロゲロになってる酔っ払いに、

そんなもの用意してくれるような天使のようなパートナーがいるのかどうか・・・

飲み過ぎた日は、朝食ビュッフェのあるホテルに泊まるくらいしか手が無いんじゃなかろうか(笑)

二日酔いにならないために

酒飲みは何度も何度も言われたことだと思いますが、念のため最後に二日酔いにならない飲み方を簡単に。

短時間で飲まない、時間をかけてゆっくり飲む。一気飲みは厳禁です。

空腹時に飲まない、すきっ腹に流し込むとアルコールの吸収が早くなります。

適量を飲む、深酒、飲み過ぎには気を付けましょう。

・・・いや、知ってはいるんですけどね(笑)

まぁ、そもそも二日酔いにならなければ二日酔い対策は必要ないわけで、

皆二日酔いになりたくてなるわけじゃないですから(笑)

楽しく飲んで、翌日にも残さないようにしたいものですね~。

理想は。理想はね!!

まとめ

・二日酔いになっても、迎え酒や頭痛薬はやめておいた方がいいです
・二日酔い対策としては、水分を摂ること、何か食べること
・肝臓に不足している栄養素を意識して食べるものを決めるといいです
・そもそも二日酔いにならないよう、ペースや飲み方に気を付けて、ほどほどに楽しむのが一番です(笑)

二日酔い対策を知ったから、これでもう二日酔いになっても大丈夫!

という話じゃないですからね、念のため!

えぇ、お前が言うなという周囲からのツッコミは無視します!

その他、二日酔い対策に有効なツボや体操についてはこちらもどうぞ!

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