人見知りでも人並みに恋愛はできますよ!

2020年1月15日

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初めての彼女

最近、生まれて初めて彼女というものができました。

学生時代は恋愛とは無縁の生活を送っていたので、なんだかとても浮き足だって浮かれてしまっている自分が少し恥ずかしいです。

私は昔から人見知りが激しく、
他人と話すことがものすごく苦手でした。

親しくなったとしてもそんなに言葉数が多い方でもないので、
自然と周囲にはそういう奴だと理解してくれる友達だけが残りました。

当然そんな友達は男ばかりなわけで、
女性と面と向かって他愛もない世間話程度のこともできるわけない自分には、
恋愛だとか結婚だとかは一生できないんだろうなぁと漠然と考えたりもしていました。

そう思っていた時に

そんな時に今の彼女と出会いました。

大学時代の友人に誘われて吹奏楽団に入団して、一目ぼれでした。

それまで一目ぼれなんて、
迷信だと思っていましたが、
まさか自分が体験することとは思ってもいませんでした。

しかし、一目ぼれしたからどうにかしようとかまず思えないのが私で、
最初はちゃんと話しかけることもできずに目で追う日々が続いていました。

それでも自分では気づかれていないだろうと思っていても、周りはよく見ているものですね。

誘ってくれた友人にはすぐにばれてしまい、
一人じゃ絶対に行動に移せない私のことを見越して、

数人とその女の子も入れて遊びに誘ってくれたり、
食事に誘ってくれたりするようになりました。

とはいえ筋金入りの無口をなめないでもらいたい。

色々お膳立てしてくれて、
2人きりでもぽつぽつと軽い会話ぐらいならできるようになりましたが、

なにぶん相手の子もあまり話すのが得意ではないということが発覚し、
なかなかいま一歩を踏み出せずにいました。

痺れを切らした友人に

友人たちもちっとも進展しない私たちにさすがに痺れを切らしたようで、
その日の食事会はこれでもかというぐらいお酒を飲まされました。

私はお酒に強い方だったのでテンションが若干上がるぐらいの違いでしたが、
彼女の方はもう気分が高揚しているせいか、
いつもとは違ってしゃべるしゃべる。

いつの間にやら介抱を任せられて二人きりになり、
ちょっといい雰囲気になったかな~なんて思っていたらまさかの彼女の方から、

「なんで告白してくれないんですか?」

って言われちゃいました。

情けないやら何やら、
色々な感情はありましたが、

私も「一目ぼれです。つきあってください」

なんて素面では絶対に言えないような言葉を言ってしまいました。

結果的にOKをもらえて?
お付き合いすることができました。

それからは無言の時間が苦しいものから、
心地よいものに変わりました。

お互い言葉数は多くありませんが、こういうのもいいものです。

それにしてもお酒の力って本当にすごいですね。

飲みすぎは確かに悪かもしれませんが、たまにはこうやって勢いに任せてみるのもいいかもしれません。

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