お酒と一緒に食べるといい食べ物7選(4つ目~7つ目)

2020年1月15日

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引き続き、おいしく食べて二日酔い対策を・・・

そんな虫のいい話があるものか、などと言いつつ、

その1に引き続きお酒と一緒に食べるといい食べ物を紹介していきます。

その1で好きなものが見つからなかった方は、引き続き自分に合ったおつまみを探してみてください。

いや、一番の二日酔い対策が、飲み過ぎないことだということは百も承知なのですが・・・(笑)

お酒と一緒に食べるといい食べ物その4:タウリンを含むもの

タウリンと聞くと、頭に思い浮かぶのが、

「タウリン〇〇ミリグラム配合、リ〇〇タン〇!」

という例のあのCMではないでしょうか。

このタウリン、滋養強壮にももちろん効果があるのはもちろん、

肝臓内の胆汁の分泌を盛んにし、肝細胞の再生を促す効果があります。

つまり、お酒を飲むときにおつまみでタウリンを摂取することができれば、

二日酔い対策として非常に有効、ということ。

とはいえ、お酒を飲んでいるときに栄養ドリンクを飲む、というのもひねりがなくてつまらないし、

何より栄養ドリンクはお酒の割りものとしては、ちと、濃すぎる・・・。

やはりおいしいおつまみからタウリンを効果的に摂取できるなら、それにこしたことはないですよね。

まずタウリンの摂取に有効なのが、貝類。

特に、カキやハマグリには豊富にタウリンが含まれています。

続いて、イカ・タコの軟体動物。

さらには、エビがタウリンをとるには有効です。

甲殻類アレルギーなんかを持っている方はエビは食べられないですが、

そうでない方はこれらの食品を意識して取ると、二日酔い対策になります。

これだけあれば、おつまみとしては十分すぎるといえますね。

ぱっと思いつくだけでも生ガキやカキフライ、

焼きハマグリやイカの刺身、

タコは唐揚げにしてもおいしいし、

エビは刺身やエビチリにしても食べられる・・・

ざっと並べただけで、かなりお酒が進みそうです(笑)

これらのタウリン尽くしの飲み会、なんていうのもたまにはいいんじゃないでしょうか。

ちなみに、タウリンは不要な分は体外に排出されるため、とり過ぎるとよくない、ということはありません。

貝、イカ、タコ、エビ、おいしく食べてタウリン摂取、かなり有効な二日酔い対策といえそうです。

お酒と一緒に食べるといい食べ物その5:豆腐

お酒を飲むときのおつまみとして定番の、豆腐。

夏は冷奴でさっぱりと、冬場は湯豆腐で体が温まる、

季節によって顔を変える優秀なおつまみといえます。

お店によっちゃぁおぼろ豆腐だの寄せ豆腐だの汲み豆腐だのざる豆腐だの、

高級化して、大豆の味わいが濃いですね、なんて豆腐も出てきていますので、

豆腐好きで居酒屋では必ずおいしい豆腐を頼む、なんて人も増えてるんじゃないでしょうか。

実はこの豆腐、お酒のおつまみとして味だけではなく二日酔い対策のためにも非常に優秀な食品なんですよ。

豆腐の原料は知っての通り大豆。

大豆には良質な植物性たんぱく質が多量に含まれており、

まずこれが二日酔い対策として非常にいいんです。

肝臓のアルコール分解能力を高めるのに非常に有効なんですね。

これに加えて、豆腐についてくる薬味が優秀。

ネギ、しょうが、ミョウガ、大葉など、種類は非常に豊富ですが、

こういったいわゆる香味野菜の香りのもととなるアリシンと呼ばれる成分が、

ビタミンB1の吸収を高め、さらに肝臓を元気にしてくれるんです。

夏の冷奴でも、冬の湯豆腐でも、豆腐と一緒にたっぷりの薬味をつけて食べるのがおすすめ。

特に夏場は夏バテであまり食欲がないこともありますから、

さっぱりした豆腐と、食欲を増進する香味野菜なら食べられる、という人もいるのでは。

おいしい豆腐ですっきりさっぱり二日酔い対策、と行きたいものですね。

お酒と一緒に食べるといい食べ物その6:ほうれん草

ほうれん草のおひたしとか、ほうれん草とベーコンのバター炒めとか、

割とおつまみになるときはメインになることが多いほうれん草。

シーザーサラダとか、コブサラダとか、

居酒屋定番のサラダにはあんまり入ってるのを見たことがないかもしれません。

このほうれん草、お酒のおつまみの中でも二日酔い対策として非常に優秀で、

ほうれん草を含むサラダがメニューにない場合、

あえて別個にほうれん草メニューを頼んでもいいくらい、なんです。

ほうれん草は緑黄色野菜の中でも多くの栄養素を含む食品の一つで、

特にビタミンAが豊富なんですね。

ビタミンAは肝臓にたまる活性酸素を抑える働きを持つもので、

これにより肝機能を高めてくれるものなのですが、

お酒を飲むとその分解の過程で大量のビタミンAが失われてしまいます。

つまり、ほうれん草でビタミンAを補給することで、肝機能を復活させることができる、ということ。

イコール、二日酔いになりにくい状況を作ることができる、ということです。

ちなみにワインの国フランスでは、ほうれん草にオリーブオイルドレッシングをかけて食べる、

というのは二日酔い対策として非常によく知られた方法なんですね。

ほうれん草のビタミンAに加えて、

オリーブオイルの油分が胃の粘膜を保護してくれるため、

胸やけや吐き気の防止にもなります。

オリーブオイルドレッシングと言われてもあまりなじみのない日本人としては、

その1で出てきたゴマと組み合わせた、ほうれん草のゴマ和えなんかがいいかもしれません。

ビタミンAもゴマ=セサミンも、抗酸化作用を含む物質。

二つを組み合わせれば、これはもう肝機能が高まることは間違いなし!

お酒と一緒に食べるといい食べ物その7:乳製品

「今日これから飲み会?お酒を飲む前には牛乳を飲むといいらしいよ。

なんでも、牛乳が胃の中に膜を張って、アルコールの吸収を抑えてくれるらしい」

こんな話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

何だか知らないけど、いろんな人が知ってるみたいなんだよな、これ・・・

ちょっとややこしい話になりますが、この牛乳を飲むという対策、

「牛乳が胃の中に膜を張るから良い」という理由に関してはウソ。

ですが、牛乳がアルコール対策にいい、というのはホントです。

牛乳が胃の中に膜を張るからいいのではなく、牛乳に含まれるたんぱく質が肝機能をアップ、

アルコールの分解能力を高めるので、お酒を飲む前に牛乳を飲むのは、有効な二日酔い対策となるんですね。

とはいえ、管理人も含めた、お腹が弱い人たちはなかなか牛乳を飲んでから飲み会、というわけにもいきません。

居酒屋に入った瞬間、トイレに駆け込むなんてことになりかねませんからね。

また、牛乳なんて子どもの飲むものとか、牛乳そのものが嫌い、なんて人もいます。

その場合は、牛乳以外の乳製品でもOK。

お酒を飲むときにあうものといえば、やはりチーズでしょうか。

もう一度書きますが、決して牛乳が膜を作るからいいのではなくて、

牛乳に含まれるたんぱく質が有効なので、膜をつくりそうにないチーズでも、十分二日酔い対策になります。

まとめ

・貝類、イカ、タコ、エビは、タウリンを含むのでいい!
・豆腐は、たんぱく質を含むので、アリシンを含む薬味と食べるといい!
・ほうれん草は、ビタミンAを含むのでいい!
・乳製品は、良質のたんぱく質を含むのでいい!

チーズの味噌漬けってなんであんなにおいしいんでしょうかねぇ?

あ、これも味噌(大豆)とチーズ(乳製品)で二日酔い対策になりそうだな(笑)

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