二日酔いの朝に食べるといい食べ物6選(1つ目~3つ目)

2017年4月21日

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なんであそこでやめておかなかったのか・・・

昨日は疲れてたし、ちょっとお酒の回りも早かった。

飲み始めは一応自覚してたんだけど、飲み始めちゃうとそんなこと関係なく飲み進めてしまい、

いつものようにボトルを入れたり、日本酒を徳利で頼んだり・・・。

そこまではまだいい。まだ、そこまではいいんだ。

問題は、なぜ、もう一本同じものを頼んでしまったのか・・・

一本でやめておけば楽しく飲んで終わって、今日こんなことにならなかったのに・・・。

あぁ、昨日に戻ってもう一本頼もうとしている自分をぶん殴りたい・・・

二日酔いの朝は、考えてもしょうがないことをいろいろ考えてしまいますよねぇ。

ま、昨日の自分をぶん殴ったところで、

今日来てる二日酔いの頭痛が、昨日ぶん殴られた頭痛に代わるだけなんですけども(笑)

二日酔いの対策に関しては、別の記事でも書いておりますが、

今回の記事は二日酔いになってしまった場合に有効な食べ物、に絞って書いてみようと思います。

次は気を付ける!次は本気出す!

と、毎回思ってるのが酒飲みです(笑)

二日酔いの朝に食べるといい食べ物その1:シジミ

シジミが二日酔い対策として非常に有効なのはいろいろなところで言われています。

サプリメントとか、ドリンク剤なんかにもシジミはよく使われていますよね。

これは、シジミに含まれるタウリン、オチアミンといった物質が胆汁(肝臓で作られる消化分泌液)の分泌を促し、

その結果アセトアルデヒドの分解を促進するから。

さらに、メチオニンなどのアミノ酸や、ビタミンB12が肝機能を高めてくれます。

また、肝機能を高めるのみならず、シジミはほかの貝類と比べても、

ビタミン、ミネラル、アミノ酸等、非常に多くの栄養素がぎっしりと詰まっています。

これにより、二日酔いで疲れ切った全身のエネルギーを補充してくれます。

これらの効果により、シジミは二日酔い対策の筆頭として多くの酔っ払いを救ってきた、というわけですね。

とはいえ、二日酔いの朝になにがしかの凝った料理であったり、

お腹にたまるものを食べるのはなかなか大変。

そこで有効なのが、シジミの味噌汁です。

二日酔いの朝でも、味噌汁なら何とか食べられる、という方はいるのではないでしょうか。

上記のシジミ効果に加え、味噌汁にすることで味噌由来の乳酸菌がアルコールの分解を高めてくれる上、

アルコールの分解を進める際に不足しがちになる水分や、塩分の補給も可能になります。

飲み会の多い時期は、インスタントでいいのでシジミの味噌汁を買い置きしておく、

というのは、結構有効な二日酔いの朝対策。

猛烈な頭痛や吐き気に耐え、シジミの味噌汁だけでもなんとか飲めば、

二日酔いが早めに抜けることでしょう。

もちろん、深夜にベロベロになって帰ってきて、翌日ゲロゲロフラフラの酔っ払いのために、

朝からシジミの味噌汁をわざわざ出汁から作ってくれるようなとっても優しいパートナーがいれば、

インスタントの買い置きの必要はないわけですが・・・

いないだろうな、きっと・・・(笑)

二日酔いの朝に食べるといい食べ物その2:大根おろし

「大根おろしに医者いらず」という言葉をご存知でしょうか。

古くから言われている格言で、大根おろしは非常に栄養豊富で、とても体にいいんですね。

で、この健康効果は二日酔いにも有効。

大根おろしにはジアスターゼという消化酵素が含まれており、

そのまま食べるだけで二日酔いの症状である吐き気、胃痛、胸やけなんていうつらい症状を抑えてくれます。

さらに、大根おろしはビタミンCを豊富に含んでおり、

肝臓に働きかけて体内に残ったアルコールやアセトアルデヒドの分解を促進してくれます。

ちなみにビタミンCは大根の中心部より皮に多く含まれていますので、

大根おろしを作る際は皮をむかずに皮ごとごりごりおろすと、肝臓への効果は高まります。

さらに言えば、時間がたつとビタミンCは壊れてしまいますので、

作り置きの大根おろしではなく、食べる直前におろすと肝臓への効果が高まります。

これで二日酔いの症状は大体抑えました・・・

吐き気、胃痛、胸やけを抑え、さらに体内に残ったアルコールやアセトアルデヒドの分解も促進して・・・

と、ここで忘れてはいけないのが、頭痛!

人にもよると思いますが、この頭痛が二日酔いの症状としては一番しんどい、という人もいるのでは。

ご安心ください、大根おろしは二日酔いの頭痛にも有効です。

ただ、食べての効果についてはすでに出てるよね・・・?

その通り、大根おろしを二日酔いの頭痛の治療に使うためには、食べる以外の方法で大根おろしを摂取します。

方法は簡単、まずは大根おろしをつくり、ガーゼで包みます。

それをぎゅっと絞り、出てきた大根おろしのしぼり汁をスポイトで吸い上げ、

2~3滴を鼻の穴に直接流し込む!

・・・えー、もう一度書きます。

大根おろしのしぼり汁を、2~3滴鼻の穴に直接流し込む!

聞いてるだけで涙があふれそうですが、

この方法、二日酔いの頭痛には非常に効果的。

別にこれ、おばあちゃんの知恵袋的な民間療法ではなく、医学的な根拠も存在します。

大根おろしの汁には痛みや熱を鎮める消炎、冷却作用があり、

これが頭痛を和らげてくれるというわけです。

二日酔いの頭痛に限らず、風邪等の頭痛にも効果がある方法だそう。

どうしても我慢できない頭痛がある場合、大根おろしのしぼり汁を鼻に流し込む、試してみてはいかがでしょうか?

二日酔いの朝に食べるといい食べ物その3:柿

太古から言われている格言に、こんなものがあります・・・

「悪酔いしたら、柿を食え」と・・・

いや、ごめんなさい、管理人は知らなかったんですが(笑)

どこで言われているんでしょう、これ?

しかし、柿が二日酔いの朝にいいのは本当のようです。

柿が悪酔い・二日酔い対策になる理由は、

豊富な果糖とタンニンと呼ばれる成分に由来します。

まずは果糖についてですが、果糖は肝臓の代謝機能を高め、アルコール分解を促進する働きがあります。

果糖は他の果物にも当然含まれていますが、

リンゴ、もも、梨などの果物には一個あたりせいぜい数グラムの果糖しか含まれていないのに対し、

柿は10グラム前後の果糖を含みます。

文字通り、桁が違うのです。

最近では糖度の高い果物なんかも出ていますが、

柿を食べるのが有効な理由はもう一つの有効成分、タンニンによります。

このタンニン、胃腸の粘膜を収縮する働きがあり、アルコールの吸収を抑える働きがあるとのこと。

さらに、利尿作用を持ったカリウム、アルコールの分解を促進するカタラーゼやビタミンC等の栄養素も豊富。

このように、飲む前に食べてよし、飲んだ後に食べてよしと、

各方面で酒飲みの味方になってくれるのが柿、なんですね。

柿は季節の果物なので、夏場なんかはなかなか手に入りにくいですが、

お酒を飲む機会の多い年末であれば手に入れるのは比較的容易。

年末の忘年会シーズン、冷蔵庫に柿を忍ばせておくというのは結構有効な二日酔い対策になりそうですね。

まとめ

・二日酔いの朝に食べると有効な食べ物って?
・シジミは肝機能を高めてくれるので有効
・大根おろしは二日酔いの各症状を抑えるのに有効
・柿は二日酔いの朝に食べても、飲む前に食べても有効

二日酔いの頭痛を抱えながら、シジミの味噌汁をすする・・・まぁ、これもお酒の醍醐味、ってことで(笑)

ごまかせてないか!

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