二日酔いの朝に食べるといい食べ物6選(4つ目~6つ目)

2017年4月21日

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いくつあってもいいんですよ、こういうものは・・・

さて、その1に引き続きまして、二日酔いの朝に食べるといい食べ物その2です。

何しろ二日酔いの朝は吐き気だのむかつきだのが延々残っているものですから、

その時の体調で何が食べられるかわかりません。

いろいろ候補があってですね、

その中から、その時の体調に合わせたものを食べることで、

より効果的に二日酔いの対策ができると思いますので、

ここからまた二日酔いの時にいいものを述べていきます。

周囲の人が!

二日酔いなんか自業自得じゃ、勝手に苦しんどけ、と言ったとしても!

さげすむような眼で見られたとしても!

管理人は皆さんの味方ですから!

二日酔いの朝に食べるといい食べ物その4:コーヒー、緑茶

この日本国内において、「お茶しよう」というとほぼ100%コーヒーか緑茶、

このどちらかになるわけですけれども、実はこの2つ、二日酔い対策としても有効です。

特に緑茶の方は、飲み過ぎの朝だけでなく、お酒を飲む前に飲むのも有効です。

コーヒーと緑茶に共通して含まれるのが、カフェインです。

コーヒー・緑茶を飲むと目が覚める、あるいはすっきりして気分転換になる、

といった効用は主にカフェインによるものですが、

このカフェイン、実は二日酔い解消にも有効なんですね。

例えば、二日酔いによる頭痛とは、アルコールの接種により脳の血管が広がってしまい、

それが神経を圧迫することで起こります。

もうなんか、聞いただけで痛そうな話ですが、

カフェインにはこの広がった血管を収縮する働きがあります。

そのため、神経を圧迫していた血管が元通り細くなることで、頭痛を和らげることができる、というわけ。

さらにカフェインは、肝機能を向上させる機能もあり、

二日酔いの元凶であるアセトアルデヒドの分解を促進します。

そのうえ、利尿作用もありますから、体内のアルコール排出にも役に立つんですね。

ただし、カフェインは二日酔いに有効な物質であると同時に刺激物でもありますので、

アルコールでぼろぼろになった胃には刺激が強すぎる場合もあります。

とにかく一気に大量に飲めばいい、というものではありませんので、そこは注意してください。

さらに、緑茶に関しては、タンニンという物質が含まれます。

これは、胃の粘膜を収縮する働きがあり、アルコールを体内に吸収されにくくします。

また、アセトアルデヒドの分解を促進するビタミンCや、カテキンが、カフェインに加えて含まれているんですね。

これらタンニン等の働きで、緑茶はお酒を飲む前に飲んでよし、

お酒を飲んだ後二日酔いの朝に飲んでもよし、ということになります。

ただし、コーヒーも、緑茶も、カフェインを含むので前述のとおり刺激物であるのは間違いありません。

弱った胃には刺激が強い場合がありますので、コーヒーであればミルクを入れる、

緑茶であればぬるま湯のような温度にする、

それに加えてゆっくりのんびり、時間をかけて飲む、ということが重要です。

コーヒーや緑茶の苦みを、二日酔いになるまで飲んだ後悔の味だと思ってしっかりとかみしめる、

というのも次回以降の二日酔い対策になるのではないでしょうか(笑)

二日酔いの朝に食べるといい食べ物その5:キャベツ

イメージですが、大男が毛むくじゃらの腕でがばがばウォッカをあおっていそうなイメージがあるロシア。

ウォッカといえば普通のものでもアルコール度数40度くらい、

最も強いものでアルコール度数が96度のものも存在します。

そのウォッカは火気厳禁の注意書きが貼ってあるとか。

それは!お酒じゃなくて!アルコールだよ!

そんなもんを平気で飲んでるロシア人でも、二日酔いになることはあります。

一体どれくらい飲めば二日酔いになるんですかね?

とにかくロシア人の二日酔いというととんでもないことになりそうですが、

ロシア人が二日酔い解消のために何をするかというと、

「キャベツの漬物の漬け汁を飲む」。

キャベツの漬物というのは、ドイツのザワークラウトのような感じで、

ロシアの食卓には欠かせないおふくろの味なんですね。

この漬け汁をロシアの酒飲みはズルズルすするそうです。

実はこれ、非常に理にかなった行為です。

キャベツにはアルコールのとり過ぎで傷んだ胃の粘膜を修復するビタミンUという物質が含まれていますが、

漬物の漬け汁にはそのビタミンUが溶け出しているんですね。

もー、気持ち悪くて漬物すら食べられない、というときに、

漬け汁を飲めばこのビタミンUを摂取できるというわけ。

ちなみにこのビタミンU、別名を「キャベジン」といいます。

そう、どっかで聞いたことのある胃腸薬と同じ名前。

キャベジンが二日酔いに有効なのは、こんな理由があったんですね。

キャベツを漬物にすれば乳酸菌も取れて、それによる整腸効果も期待でき、まさにいいことづくめ・・・

とはいえ、日本ではこのキャベツの漬物はあまり一般的ではないため、

漬け汁からビタミンUを効果的に摂取するのは難しいですよね。

そこで、キャベツジュースというとり方があります。

作り方は簡単。

大き目のキャベツの葉っぱ4~5枚と水、

あとはオレンジやレモンをお好みで入れてミキサーにかければもう出来上がり。

キャベツの青臭さが気になる人もいるかもしれませんが、

ビタミンUに加えて熱で破壊されやすいビタミンCも手軽に取れるので、興味がある人はやってみては。

二日酔いの朝に食べるといい食べ物その6:コーラ

最近の健康ブームに押され、

糖分が多すぎるだのカロリーが高すぎるだの言われて悪者にされがちな炭酸飲料のコーラですが、

まだまだ好きな人はたくさんいます。

実はこのコーラ、もともとは二日酔い対策の飲み物として開発されたのをご存知でしょうか?

・・・というと胡散臭い都市伝説みたいですが、実はこれウソのようなホントの話。

もともとコカ・コーラの開発をしたのは薬剤師のジョン・S・ペンバートン博士。

水と砂糖やコラの実のエキスを配合し、コカ・コーラを開発。

コラの実はもともとガーナの原住民が古くから強壮薬として使用しており、

二日酔い解消や興奮剤として使われていたんだとか。

もともとは水で割って飲むシロップとして開発されたそうですが、

間違えて炭酸水で割って飲んだらとてもおいしく、その飲み方が広がっていったんだそう。

開発から数年後には、実際に二日酔いの薬として売られていたようです。

コカ・コーラの「コカ」は「コカイン」の「コカ」というのは割と有名な話。

しかもこれ、ホントの話で、開発当時のコーラにはコカインの成分が入っていました。

コカインは少なくとも現在では麻薬であり、使用が禁じられています。

実はこのコカインの効果で頭痛が収まる等の二日酔いにいい効果が出ていたのではないか、という説もあるそうです。

ただし、コカインが違法となった現代では、コカ・コーラにコカインは使われていません。

が、ほかのコーラと違い、二日酔い対策の薬として開発された当時の形に一番近い成分をコカ・コーラが保っているのも確か。

コカ・コーラは二日酔い対策として効果がある・・・かもしれません。

コカ・コーラに含まれる糖分が二日酔いにいいとか、

水分補給ができるから二日酔いにいいとか、

カフェインが入っているから二日酔いにいいとか、

なんだかいろいろ言われているようですが、

コカ・コーラに関してはレシピは厳重に管理され、

成分が正確にわからないので二日酔いに効くかどうかわからないっちゃぁわからない。

もともとのコカ・コーラは二日酔い対策の薬として開発されたのは確かですが、

今のコカ・コーラが二日酔いに効くかどうかは、それこそ都市伝説のレベルかも・・・(笑)

飲むとスカッとさわやかなのは間違いないので、

このスカッとさわやかが二日酔いに効くんだ!

と、信じてコカ・コーラを飲み続けるのもアリかもです(笑)

まとめ

・コーヒー、緑茶に含まれるカフェインは、二日酔い対策に有効
・さらに緑茶にはタンニンも含まれるので、お酒を飲む前に飲むのも有効
・キャベツに含まれるキャベジンは、二日酔いで傷んだ胃に有効
・コカ・コーラはもともと二日酔いの薬として開発されたので、二日酔いに有効・・・?

そういえば、管理人の周りに飲み過ぎの翌日コーラ飲んでる人いるなぁ。

もしかして効果的なのかな?

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