お酒が弱いのに毎回飲み会に呼ばれるツワモノ
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飲めないはずなのに・・・
私の職場にはビール半分で真っ赤になってしまうようなお酒の弱い２０代後半の男性がいるのですが、
毎回飲み会に誘われて、お酒を一切飲まなくても楽しんでいるだけでなく、
不思議と飲み会の後に彼の評価が上がっていくという羨ましい特技を持っています。
彼が飲み会のときにどんな感じなのかと言ったら、テンションの高さが一番の酔っ払い上司と同じ！
酔ってもいないのにずっと笑いっぱなしの喋りっぱなし。
時には変な声を出してしまうのでみんな笑いながら注意しますが後々社内で笑い話になっていたり、
すぐに次の飲み会に誘われて、
「えぇー！俺お金今全然ないっすよ！」
と言っても距離をとられることなく、
「じゃあおごるから！」
と、美味しいお店につれていってもらえるようで、
いやいや連れて行かれるわけでなく自分でもしっかり楽しんでいるのだと言ってました。
彼のテクニック
一緒に飲んでいて気づいたのは、彼はとても甘え上手で気配り上手だということ。
上司を褒めちぎって気を大きくさせてから、
食べたいものがあれば「これ超うまそうじゃないすか！ごちそうさまでーす！」
とタイミングよく注文をして上司が奢る流れにもっていくのも得意だし、
「もっと飲みましょうよー！飲みたりないっすよー！」など自分が飲まないのにビールを頼んで、
グラスが空になってる人に「俺たのんだけど飲めないんで○○さん助けてください！」
と遠慮して注文しない人にさりげなく回してあげるテクニックは自分も見習いたいです。
たまにハラハラするけれど
また、彼は真面目に悩んでしまう人意外は基本的に無礼なことも言う。
それが上司であれ偉い人であれ言ってしまうのでハラハラしてしまうときもあるのですが、
彼の人柄だとみんな許してしまうようで「○○さんタヌキっぽくないですか？お腹でてるとことか」
など言って笑って怒られることはあっても本気で怒られてるところは見た事がない。
その人の本気で気にしている所は言わないし、
笑って大丈夫なところをしっかり見極めているからできるのだと思います。
普段仕事をしているときはそれほどテンション高いわけでなく、
真面目にコツコツしているのに、お酒の場であれほど元気に振舞えるのは、
演技なのか本性が出ているのか不思議ですが、
酔っ払っていないからこそ周りの人に目を配れたり、
言っていいこと悪いことの区別がつくのかもしれないと思うと、
お酒が弱いというのはそれほど悪いことじゃないのかもしれません。
私はお酒が好きなのでついつい飲んでしまうのでマネできませんが、
お酒の弱い方は彼のように飲み会で愛される甘え方を身につけて、
酔っ払い達を自分の思うままにコントロールしてみてはいかがでしょうか？