アナタが悪酔いする原因2つと、悪酔いしにくいお酒について

2017年4月16日

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悪酔いしにくいならそれにこしたことないですよね

お酒を飲み始めると、いろんな人がいろんなことを言ってくるものですよね。

その中で多いアドバイスの一つとして、
「〇〇を飲むと悪酔いするよ」というもの。

例えば「日本酒を飲むと悪酔いする」
「安酒を飲むと悪酔いする」
・・・等々。

ま、何飲んだって飲み過ぎれば悪酔いはしますので・・・
結局飲み過ぎたお前が悪い!と言われてしまえば何も言い返せないわけですが(笑)

とはいえ悪酔いしない・しにくいお酒があるのならそれにこしたことはないですよね。

特にですが、
これからお酒を飲めるようになろう!
って人は、自分が強いのか弱いのかもよくわからないので、
悪酔いしにくいお酒を知っておきたい!という人も多いのでは。

今回は、悪酔いするお酒はどんなもので、
どんなお酒が悪酔いしにくいか?
ということについて書いていこうかと思います。

あ、もちろん今日も飲み過ぎて二日酔いだ、悪酔いだ・・・
という人にも読んでもらって構いません。

とはいえ、結局飲み過ぎたら悪酔いはしますからね!(笑)

何を飲んだら悪酔いしにくい?

社会人になりますと、
お付き合いで飲みに行かなきゃならないことも出てきます。

とはいえ、
自分は明日も仕事、極力悪酔いしない、
かつ翌日に残らないお酒にしておきたい・・・

そんな真面目な理由で、
残らないお酒を選びたい時があるのですよ、管理人にも(笑)

お酒を飲むといっても、
ビール、ワイン、日本酒、焼酎、ウィスキー等々様々なお酒がありますが、
じゃぁ何を飲むのが悪酔いしにくいのでしょうか?

お酒を大きく2つに分けますと、
「醸造酒」と「蒸留酒」の2つに分けられます。

醸造酒はお米や麦、
ブドウなどの原料を酵母によって発酵させたもの。

蒸留酒はそれらの醸造酒をさらに蒸留したものです。

詳しい違い等こちらの記事にも書いていますが、上記のお酒で言うと、

ビール、ワイン、日本酒は醸造酒。
焼酎、ウィスキーは蒸留酒。

と、なります。

一般的な話としてですが、この醸造酒と蒸留酒、
どちらが悪酔いしやすいかというと醸造酒の方が悪酔いしやすいです。

これは、醸造酒には水とエチルアルコール以外の物質である、
「夾雑物」が蒸留酒に比べて多いから。

蒸留酒は蒸留の過程で水とエチルアルコール以外のものが取り除かれ、
夾雑物が少なくなります。

醸造酒には蒸留の過程がないため、
夾雑物は蒸留酒に比べると多め。

さらに言えば、蒸留酒や蒸留酒に香りづけのために薬草や香料、
果実などを入れたいわゆるリキュールと言われるものも、
夾雑物が多いので悪酔いしやすいといえます。

これらの理由から、
焼酎、ウィスキーなどの蒸留酒が悪酔いしにくいと言われます。

ただし、ここまでに書いたのはあくまでも一般的な話。

それぞれのお酒の質や、
あなた自身の体質なんかにもよりますので、
人によっては日本酒は平気、
焼酎が残りやすい、悪酔いしやすい、という人もいます。

とは言え、蒸留酒が悪酔いしにくい、
と言われるのも事実。

まだあんまりお酒を飲み慣れていない方は、
焼酎の水割りなんかから飲んでみて、
そこからいろいろなお酒を試してみてはいかが?

チャンポンは悪酔いする?

あなたは飲み会の時、どんな飲み方をしますか?

最初から最後までビール?
乾杯だけビールで、そこからサワーや焼酎に切り替え?

ビールを飲んだら日本酒に切り替えて、
ちびちびやってたら周りのテンションに充てられてワインのボトルを入れ
、一軒目だけじゃ物足りず、二軒目行くぞ~という話になり、
二軒目では焼酎のボトルを入れた上にテキーラのショットもどんどん飲んだり?

まぁ、つまり何が言いたいかというと(笑)
一回の飲み会でいろんなお酒を飲む「チャンポン」。

これをやっちゃって翌日大後悔、
という経験のある酒飲みは多いのではないでしょうか?

まだあんまり酔うほどお酒を飲んだことがない、という人の中にも、チャンポンは悪酔いするよ、というのは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

チャンポンが悪酔いしやすいのかどうなのか。

結論を言いますとこれは半分不正解で半分正解。

どういうことかと言いますと、
いろいろなお酒を飲むことによりアルコールの吸収が促進されたりすることはないので、
その意味ではチャンポンのせいで悪酔いするというのは不正解。

ただし、お酒を途中で切り替えることにより、
酒飲みがそこから心機一転、
どんどんお酒が進んじゃう!ということはあるわけです。

また、チャンポンをする時は多くの場合、
弱いお酒から強いお酒に切り替えていきますので、
摂取したアルコールの総量が分かりにくくなってしまう、ということもあります。

つまり、「いろいろなお酒を飲むことにより悪酔いする」というよりは、
「いろいろなお酒を飲むことにより、お酒をたくさん飲んでしまい、その結果悪酔いする」
という可能性はあるわけです。

その意味では、チャンポンをすることにより悪酔いをする、
というのは正解と言えるんですね。

要するにチャンポンで悪酔いするというのは、
単純に飲み過ぎ、ということです。

チャンポンとは飲み過ぎやすい飲み方ではありますので、その点にはご注意を。

1種類のお酒を飲み続ける場合でも、
チャンポンでいろんな種類のお酒を飲む場合でも、
どれくらいお酒を飲んだかを把握しながら飲むのが大事、
ということですね。

飲み始めてそんな冷静でいられる人はそもそも悪酔いしないんだろうな・・・(笑)

安酒は悪酔いしやすい?

お酒の中には、様々な不純物を含むものがあります。

ここでいう不純物とは必ずしも悪いものとは限りません。
お酒の不純物というと、水とエチルアルコール以外のものを指します。
つまり、100%純粋なお酒とはエチルアルコールの水割り、
ということになります。・・・飲めるか、そんなもん!(笑)

お酒に色や香りをつけるためであったり、
発酵の過程で発生する添加物であったり。

具体例を挙げると、酵母残留物、油、有機酸、アルデヒド、糖類、ポリフェノール等々。

これがお酒の風味を増したり、
おいしくお酒を楽しめるための成分になっているのならいいのですが、
いわゆる安酒の中にはあまり質の良くないものが混ざっているケースがあります。

例えば日本酒の世界には三増酒と呼ばれる、
醸造アルコールや様々な人口添加物でかさ増しをしている粗悪品があったりするんですね。

この他にも人口の糖類や調味料を入れてかさ増ししたものもあり、
これらの人口添加物が、人体に悪影響を与えて悪酔いさせます。

つまり、安酒を飲むと悪酔いする、というのは本当。

そのタチの悪いお酒の最たるものが、
戦後の密造酒であるバクダン。

現在では生産されていませんが、
戦争中は石油の代わりに燃料として使われていたのが、
飲料用として横流しされていたというのだからとんでもない話。

なにしろもともと石油代わりの燃料として使われていたものですから、
恐ろしいものが混ざっています。

それはメチルアルコール。これが原因で目がつぶれたり、
死亡した人もいたというのだから、
まーその時代に生まれなくてよかったな、と思いますな。

もちろん現代ではバクダンが飲まれるようなことはありませんが、
人口添加物なんかが含まれるお酒が流通していることもこれまた事実。

加えて、安酒が飲まれるようなシチュエーションとは、
若者が集まってオラー!飲めー!みたいな、
イケイケどんどんな状況が多い、ことも悪酔いの原因の一つ。

やはり大人になったら、美味しい、本物のお酒を、
しっとりと飲む、という飲み方をしたいものですねぇ。

まとめ

・一般的に、醸造酒より蒸留酒の方が悪酔いしにくいと言われます
・ただし体質にもよるので、いろいろ試してみてください
・チャンポンは飲み過ぎるので悪酔いしやすいです
・安酒というか、変なモンが混ざったお酒は悪酔いしやすいです

いつになったら、
管理人は悪酔いしない大人の飲み方ができるようになるのでしょうか・・・(笑)

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