お酒以外にも?赤ら顔になる原因3つと、それぞれの対策

2017年6月6日

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お酒を飲んで赤くなるのが悩み・・・

お酒を飲んで赤くなってしまう人がいます。

飲んでも赤くならない人からすると、別に気にすることないよ、という話ではあるのですが、

顔に出てしまう以上、本人からすると結構顔が赤くなるのは深刻な悩みである場合も多い。

特にまだらに赤くなってしまうケースもありますので、何やら病気じゃないかと思ってしまう人もいるようです。

まぁ管理人からすると、お酒を飲んで赤くなっている女性はとても色っぽいと思うので気にすることはないかと・・・

・・・管理人にそう思われても何にも解決しませんか、そうですか(笑)

この記事では、赤くなる原因いくつかとその対策、お酒を飲んで赤くなるのに対する対策をまとめてみます。

お酒飲むとどうしても赤くなってしまい、いじられてうっとおしい!!というアナタ!

この記事が参考になると嬉しいですね~。

顔が赤くなる原因にもいろいろある

お酒をのんで赤くなってしまうのはもちろんのこと、

お酒を飲んで赤くなるのとは別に、外からあたたかいところに入るとかのちょっとした刺激、

あるいは緊張したり興奮したりすることですぐに顔が赤くなってしまう人もいます。

結果としてどの場合も顔が赤くなるわけですが、実はこのこれらの赤ら顔、原因がまったく違うので、対策なんかも全然違います。

タイミングとしてお酒を飲んだ後に赤くなっていたとしても、お酒を飲んだから赤くなっているのかどうか・・・それともほかの原因で赤くなっているのか・・・

それはちゃんと見極めておいた方がいいんですね。

赤ら顔対策!なんつっていろいろケアしてても、お酒を飲んで赤くなるのはなおらないとか、

お酒飲んで赤くなるのはおさえられたけど、緊張して赤くなるのは改善されないとか、

そういうことがおこるわけです。

まずは、顔が赤くなってしまう原因をいくつかと、それぞれの対策を書いていこうかと思います。

最初に自分が何の原因で顔が赤くなっているか、というのを把握するのが重要で、原因に合わせた対策をする必要がある、というわけなんですね。

ちなみに管理人が酒飲んで赤くなっても、かわいくも色っぽくもないので、一個も得しねぇんだよな・・・(笑)

顔が赤くなる原因その1:毛細血管拡張症で赤くなる場合

例えばアナタに、
・頬がリンゴのように赤い
・ちょっとした刺激ですぐに顔が赤くなる
・赤面しやすい
・肌から血管が浮き出ているように見える

このような症状があるとしたら、毛細血管拡張症の可能性があります。
毛細血管は肌の下にたくさん存在する血管ですが、開いたり閉じたりすることで肌表面の温度を調整する役割を持っています。

この毛細血管が何らかの原因で開いたままになり、顔が赤くなってしまうのが毛細血管拡張症。

ただちに命にかかわるものではないものの、なにしろ顔が赤くなるという見た目のことなので悩んでしまう人も多い症状です。

毛細血管が開きっぱなしになってしまう原因としては、

肌が薄い
→肌が薄いと毛細血管が外気温や紫外線の影響を受けやすく、さらに透けて見えやすいため、赤く見えるケースです。

寒暖差が激しい
→寒い地方では、寒い屋外から暖かい室内に出たり入ったりすると血管が大きく何度も拡張・収縮するので、

その変化に毛細血管がついていけず、拡張しっぱなしになって赤くなってしまうケース。

北国の子どものほっぺたが真っ赤だったりするのは、この影響です。

子どもなら、かわいいねぇで済むんですけどねぇ・・・

血管の老化
→老化現象で血管の収縮力が落ち、赤く見える場合。老化か・・・

アルコール・刺激物の取り過ぎ
→もちろんアルコールで赤く見える場合もあります。

アルコールや刺激物は血管を拡張させる働きがありますので、過剰摂取により毛細血管拡張症になる場合も。

・・・こういった理由のうち一つ、もしくは複数が重なって顔が赤くなってしまう、というわけです。

毛細血管拡張症で赤くならないために

毛細血管拡張症のケアとしては、

洗顔時に顔をこすらないようにする、紫外線をさけ、肌に潤いを与えるなどのお肌のケアや、

睡眠時間を充分とる、抗酸化成分がはいった食べ物(ブルーベリー、鮭、アボカド等)をとる、

マフラーや帽子を身に着け、肌の寒暖差を少なくする等の生活習慣の見直しが考えられます。

赤くなる原因が毛細血管拡張症の場合、お肌をいい状態に保ち、あまり血管を拡張・収縮しないよう、刺激を抑えるのが対策になります。

毛細血管をレーザーで焼く手術なんかもあるみたいですが、あくまでもそれは最終手段。

というか、レーザーで焼くってのを聞いただけでも気軽にできない感じではありますが・・・そりゃ、最終手段だろう(笑)

症状が軽い場合はこのような対策や、化粧水を使用することで大分顔が赤くなるのは抑えられるでしょう。

顔が赤くなる原因その2:赤面症で赤くなる場合

例えば大勢の人から注目される、初対面の人と話す、偉い人に会う、こういったことがあると誰でも緊張しますよね。

このような緊張によって、ものすごく顔が赤くなってしまう人、そんなに赤くならない人がいます。

赤くなる人は、なに、顔赤くなってるよ~、なんて周囲に言われて余計赤くなっちゃったりして・・・

この緊張によって赤くなるのは、赤面症と呼ばれるもので、毛細血管拡張症とはまた原因が違います。

赤面症の原因は、自律神経の働きによります。

大勢から注目される、初対面の人と話す、偉い人に合うといった要因で、急に緊張が高まると、体は一種の戦闘態勢になります。

これにより体内を流れていた血液が一気に体の外側を流れるようになるんですね。

交感神経が優位になるストレス反応で、専門的には闘争・逃走反応と呼ばれます。・・・いや、管理人がダジャレにして命名したんじゃないですよ、ちゃんとした専門用語で。・・・いや、ホントに(笑)

さらに、この反応の際に発生する大量の熱を逃がすために、耳にも血が流れ込み、その結果顔だけでなく耳まで真っ赤になってしまう・・・ということが起こります。

熱いものを触ったら耳たぶを触れ、というのは昔から言われることですが、耳は人体の中でも冷えやすい器官の一つなので、冷却するために耳に血が集まるんですね。

緊張すると一気に耳まで真っ赤になってしまう人はたまに見かけますが、その原因はこんなところにあります。

顔面、耳に加えて脳にも血液が流れ込みます。

この時に、闘争!逃走!という反応が起こっているのと同時に、

理性をつかさどる前頭葉にも血液が流れ込み、

なんかもう、よく分からん!!

という軽いパニック状態におちいることもあるんです。

これによってよけいに緊張が高まり、よけいに赤くなる、という場合もありまして・・・

これはなかなか厄介ですな。

理性では制御できない部分で顔が赤くなってしまうわけで、果たしてこれを抑える方法はあるんでしょうか?

赤面症で顔が赤くならないために

この赤面症に関しては心の問題が非常に大きいため、クスリを飲んだり手術でどうにかしようというのは難しい。

手っ取り早いところでは濃い目のお化粧をするとか、

あるいは人前に出ると緊張する場合は人前に何回も出て慣れるとか、

赤くなるのを気にすると余計緊張しますから気にしないようにする、

とかそういった方法が有効です。

管理人はアドリブが効かないタイプなので(笑)

急に慣れないことを振られると結構耳まで熱くなっちゃいます。

でも、めったにそんなことはないんですね。

神経が図太いのもあるとは思いますが、ま、慣れとか気にしないとかの考え方、気の持ちようでずいぶん違うと思われます。

気にしすぎないってのが一番難しいんですけどね~・・・

アナタのことを赤くなってるよ~、なんてからかっている人も、昔は人前に出るのが苦手で赤くなっていたのかもしれませんよ(笑)

顔が赤くなる原因その3:お酒を飲んで顔が赤くなる場合

さて、毛細血管が拡張して赤くなる、緊張状態で顔が赤くなるに続いて、お酒を飲んで顔が赤くなる場合についてです。

そういや、このサイトはお酒の情報サイトだったっけ・・・(笑)

他の記事でも書いてるので簡単にまとめますが、肝臓がアルコールを分解するメカニズムについて。

もしアルコール分解のメカニズムに興味がある方は、こちらの記事も参考にしてください。

お酒に弱い人が強くなる方法2つと、お酒に強くなれない人

お酒飲む

ADH、MEOS等の酵素がアルコールをアセトアルデヒドに

ALDH等の酵素がアセトアルデヒドを酢酸に

酢酸が水や二酸化炭素になり、体外に排出

こういった過程を経て、アルコールは分解されます。

酢酸になってしまえば体に害はないのですが、この過程の中で主に体に悪さをするのはアセトアルデヒド。

顔が赤くなるのもこのアセトアルデヒドが原因で、フラッシングと呼ばれる現象です。

つまり、お酒を飲んで顔が赤くなっているということは、アセトアルデヒドが体内に残っているから、ということになるんですね。

お酒を飲んで顔が赤くなる人、ならない人

お酒を飲んでも赤くならない人というのは、前述したALDHという酵素の働きが活発で、

体内のアセトアルデヒドをどんどん分解しており、溜めにくいということです。

いわゆる酒豪タイプと言われる人達ですね。

反対に赤くなる人は、ALDHの働きが弱く、体内のアセトアルデヒドの分解が遅いため、体内にアセトアルデヒドが残ってしまいます。

いわゆる下戸タイプで、残ってしまったアセトアルデヒドの影響で、顔が赤くなるのみならず、頭痛がしたり吐き気に襲われたりするケースもあります。

問題は、日本人はお酒に弱い民族で、全体の半分くらいは下戸タイプ、つまり顔が赤くなるタイプである、ということ。

欧米人には下戸タイプってのはいないそうなので、いかに日本人がお酒に弱い民族なのかというのが分かるかと思います。

顔が赤くなることでお悩みの方は、日本人の半分は赤くなるんだ!と思って心の支えにしてみては(笑)

まとめ

・毛細血管で赤くなる場合、お肌のケアや、防寒具等で外と室内の寒暖差を減らすのが有効
・赤面症で赤くなる場合、赤くなる原因となる状況に慣れることや、気にしすぎないといった心のケアが有効
・お酒で顔が赤くなる場合、体内にアセトアルデヒドが残ってしまうことが原因
・とは言え、日本人の半分は顔が赤くなる体質なのです

赤くなる原因は、このように人によって様々です。

お酒が原因で顔が赤くなっているのに、一生懸命化粧水をつけてもあまり効果はありません。

自分の顔が赤くなる原因を把握して、しっかりとした対策をとるのが重要、なんですね。

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