お酒に強いが飲み過ぎて酔っ払い、カギをなくして真冬に野宿

2020年1月15日

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お酒に強い友人が、その日は・・・

私の友人の話。

飲み会があり、一緒に参加したのはいいのですが、

友人はもともとお酒が強いということもあり、

始めからハイペースで飲んでいました。

周りの友人たちは、そんなお酒に強い友人を見て、

「こいつ、このペースで大丈夫か?もしつぶれたらどうするんだ?」

なんて心配をしていたのです。

心配をよそめに友人は相変わらずハイペース。

そのためにさすがに強い友人でも2次会の終わりにはいい気分。

陽気になるのはいいのですが、今度は話がしつこくなる友人の気質を知っている私たちは、2次会で解散!

ということにして、友人をタクシーに乗り込ませました。

そして私たちは、3次会に突入したのです。

友人から連絡が

それから30分後、友人からメールが。

カギをなくした…と。

おそらくタクシーの中に落としたのかもしれない…と友人はうなだれていました。

酔っ払った友人はタクシーの会社なんかも覚えていません。

そのためにとりあえず誰かの家に泊めてくれ…。

でもお金がないから迎えに来てと泣きつくのです。

そう、この時期は、2月だったのです。

お酒も飲んでいるし、放っておくのも心配なので、私たちは、指定の場所に向かいました。

向かえに行ってみると

すると友人は、ホームレスとなんと熱燗を飲んでいたのです。

自宅のアパートの近くの公園が待ち合わせのところだったのですが、

そこでベンチにいたら、このホームレスが話かけて来てくれたということ。

そして寒いといったら、なけなしのお金で、この熱燗を買ってくれたというのです。

それで今仲良くなって話が弾んだところだから、

私たちに帰っていいよと言うのです。

自分はこのホームレスのおじさんの寝床に行くからと。

わたしたちはホームレスの寝床といっても風が除けられるところで、

段ボールとかにくるまって寝るのかな?寒いよ…

と言いましたが、友人はガンとしてゆずりません。

そのためにもう友人のことはほっといて帰ることにしたのです。

カギは取り戻したけれど

翌朝その友人は、タクシー会社に連絡をしてカギを取り戻しました。

そして自宅に帰ったのですが、すっかりその友人はホームレスのおじさんと仲良くなったらしく、

その後もおじさんと飲んで一緒にホームレスごっこをしているのです。

冬はまだいいのですが、夏はまー蚊に刺されたとか、野良猫と遊んでダニにかまれたといって、

ひどい形相になっていることもあります。

でも自業自得ですよね?

なんだか楽しそうなので、放っておいていますが、

ちょっと内心はいつまでたってもバカなことをやっているなと思っています。

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