二日酔いに効くツボ5つと、簡単にできる指圧・ポーズ・体操

2017年4月16日

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二日酔い中は何にでも頼る

酒飲みなら分かるかと思いますが、
二日酔いの朝は後悔しかありません。

あー気持ち悪い、なんで三軒も行っちゃったんだ、
せめて、せめて二軒で止めておけば・・・

あそこで入れたボトルが余計だった・・・
少しずつ頼むのが面倒って、どんな発想だよ・・・

そもそもあんまり体調良くなかったのに、
最初は気をつけようと思ってたのに、
途中から完全に調子乗った・・・
日本酒に切り替えたあたりから完全にテンションがおかしかった・・・

てゆーか、あそこからどうやって帰ってきたか全然覚えてない・・・

あれ、財布ん中これだけしか入ってない!?
・・・え、まさか、四軒目に行ってる・・・??

等々、等々(笑)

そういった後悔ももちろんですが、
とにかくこの気持ち悪さ、頭痛、ダルさなんかをどうにかしてくれ!
というのも酔っ払いの切なる願い。

知らねーよ、
飲み過ぎなきゃいいんだろーがというツッコミは、

できれば体調戻って
元気になってからにして頂けませんでしょうか・・・??

今回は、二日酔いに効くツボについて書いて行こうかと思います。

気持ち悪くて何か食べたり飲んだりできない、
てゆーかそもそも起き上がって何かするのすらしんどい、
というときに、試してみてはいかがでしょう。

ま、気休め程度ではありますが、
少しでも楽になるならツボでも何でもイイ!
何にでも頼る!という酒飲みも多いのでは(笑)

二日酔いに効くツボ

築賓(ちくひん)

内くるぶしの後ろのはじから15センチほど上にあるツボ。ぐいぐい押すと、毒物の解毒作用があります。

大敦(たいとん)

足の親指の爪が生えてきてるところ、人差し指側の2mm下にあるツボ。肝機能を向上させるツボです。

肝穴(かんけつ)

薬指の第二関節、手のひら側の中央にあるツボ。こちらのツボは吐き気に効果があります。

内関(ないかん)

手首の下、指の横幅3本分のところあたりにあるツボ。こぶしをグッと握った時に、盛り上がる2本の筋の間にあります。こちらも消化器系の症状、特に吐き気に強力な効果アリ。

足の三里

ひざ下、外側より10cmの部分にあるツボ。吐き気や胃もたれに効果的です。

これらのツボは指圧でも効果がありますが、プロのマッサージ師にやってもらうのならともかく、素人がやっても効果が高いとは言えないかも。そこで、素人がやる場合指圧よりもっと効果が高いのはお灸。いわゆるツボにもぐさを乗せ、火をつけて温めるあのお灸です。

とは言え、ウチにはもぐさある!早速試してみよう!
と、なるほどもぐさが家に常備されている人、というのも少ないでしょう。

そこで、もぐさの代わりに代用できるのがタバコ、お線香、ドライヤー等々。

要するにツボに熱を送れればいいのです。

やり方は火のついたタバコ、お線香や熱風を出してるドライヤーをツボに近づけ、熱いと感じたらさっと離す、というもの。

これが案外有効で、
二日酔い解消でマッサージ店に行った人は結構すっきりして戻ってきますから、
それより効果の高いお灸なら素人がやってもそこそこ効果があるはず。

騙されたと思って一度やってみてはいかがでしょう?
ただし、やけどにはくれぐれもご注意を!

二日酔いに有効なお腹への刺激、ポーズ

有効なツボは分かったけれども、
場所を探すのも一苦労だし、
二日酔いでつらい朝にお灸だのタバコだの準備するのは大変。

ヘロヘロの状態で線香なんぞ振り回したら、
自分に根性焼きをしてしまうかもしれないし、不安・・・

というワガママなアナタ。
大丈夫、まだやりようはありますよ!!

それは、「腹部指圧」。
目的としては腹部の血液循環を整え、
肝臓の疲れを解消すること。

こんな四字熟語で言われると大仰なかんじがしちゃいますが、やりかたは簡単です。

1.親指以外の両手の指を直角に曲げる

2.直角に曲げた指の甲同士を合わせ、指先を自分に向ける

3.その指先で肋骨の下あたりを押す(この付近に肝臓がある)

この時の押し方ですが、
不必要にグイグイ力を入れて押す必要はありません。

息を吐きだしながら、
クックックッと3回押せば十分です。

一回当たり3~5秒、かける3セット、
これを朝晩3セット行えば、
肝臓の働きが格段に高まります。

二日酔いの時だけでなく、
普段からこの腹部指圧を続けておくのもオススメ。

さらに、吐き気を抑えるポーズというのもあります。

ヨガインストラクターが考案した「胃腸スッキリポーズ」というもの。
やり方はこちらも簡単です。

1.正座の姿勢を取る

2.上体を仰向けに倒す

3.ウデを直角に曲げてヒジで体を支える(この際、アゴはしっかり上げておくこと)

4.この姿勢から、両腕を頭の上で組む。右手で左のヒジを、左手で右のヒジをつかむ形です。

5.さらにその姿勢から、足のヒザを床につけたままかかとを持ち上げ、背中を弓なりに伸ばし、両腕もまっすぐ伸ばします。

この一連の動作を、
お腹の筋肉が伸びているのを常に意識しながら、
息を吐く際にゆっくりと吐く、
というのを繰り返します。

無理はせず、
気持ちいいと思えるくらいの強度で繰り返してください。

あー、気持ち悪い、なんて言いながら、
前かがみになっている人は良く見かけますが、
逆にお腹を弓なりに伸ばすほうが内臓の疲れを取るには効果的なんですね。

「腹部指圧」と「胃腸スッキリポーズ」、
二日酔いのつらい朝に試してみてはいかがでしょう。

二日酔いに効果的な体操

いや、そうは言っても二日酔い状態で腹部指圧でお腹を押したら気持ち悪くなっちゃうし、
胃腸スッキリポーズをしようにもそもそも起き上がるのがツラいんだよ・・・

と、いうさらにワガママなそこのアナタ。
しょうがないですね、これで最後ですよ!(笑)

最後に紹介するのは、
とっても簡単な「足首体操」。

1.右足の各指の間に左手の各指を挟み、その状態で右の足首をぐるぐる回す。

これだけ。
・・・番号ふる必要なかったですね(笑)

これがなぜ二日酔いに効果的なのかというと、
「経絡」を刺激するから。

経絡とは中国の古代医学において、
気の通り道とされているもの。

肝臓にいいツボ、胃腸の働きを助けるツボ、いろいろありますが、
なんで足にあるツボを押すと肝臓や胃腸に影響するのか?

というと、これはツボと肝臓や胃腸が経絡で結ばれているから、なんですね。

イメージで言いますと、
ツボがスイッチで、臓器が電気機器。

経絡はその間を結ぶケーブル、
という感じでしょうか。

臓器の調子がおかしい時は、
電気機器に充分電気が来ていない状態。

そこでスイッチを刺激して電気機器に充分な電気を送ろうとするわけですが、
それ以外にもケーブルをぐにぐに刺激することで、
ケーブル内の電気の流れをよくしてやることでも電気機器の調子は良くなる、というわけ。

足の外側にある「肝経」と「脾経」という経絡は、
肝臓に深い関係にあるツボ同士を結ぶ経絡です。

足指の間に手の指を入れて足首を回してやることで、
「肝経」「脾経」が刺激され肝臓が強化されるんですね。

こんなに簡単な体操で肝臓が強化されるのなら、試してみない手はありませんね!

これもできない!という方は、他のページでも二日酔い抑える方法紹介してますので、そちらもよろしく、ということで(笑)

まとめ

・二日酔いに効くツボ、築賓、大敦、肝穴、内関、足の三里
・二日酔いに効くお腹への刺激、腹部指圧、胃腸スッキリポーズ
・二日酔いに効く体操、足首体操
・二日酔い対策だけでなく、毎日続ければ肝臓強化にもつながります!

見えますね~、
ツボ押しなんか効かねーよ、絶対!
とかブツクサ言いながら、二日酔いの朝こっそりツボやら体操を試す酒飲みの姿が(笑)

まぁ、ちょっと前の管理人なんですけど(笑)

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